【予告】子宮の詩が聴こえない第2章スタート
黒猫ドラネコです。
ご好評いただきました小説「子宮の詩(うた)が聴こえない」ですが、近日中に第2章をスタートさせようと思います。
6月中の再開を目指していましたが、ギリギリになってしまいました。
第1章では1話ごとにツイッターで宣伝をした程度でしたが、全10話で4万近くのアクセスと1400ものスキをいただき、予想をはるかに超えて各方面(?)の注目を集めることができました。
様々な有り難いご連絡や温かいサポートもいただきました。
おかげさまで好スタートを切ることができたと思います。
好きなようにやりたいように執筆を進めていますが、皆さまからの声を励みに、ちょっとでも楽しんでもらえるように頑張ろうと思います。
【第1章のあらすじ】
出版社に務める黒田誠二と主婦の妻まさみ。
3年前に娘のマコが生まれ、都内で3人で暮らしていた。
家事育児を主体的にこなす誠二に対し、子どもとうまく向き合えない自分に負い目を感じていたまさみは、スピリチュアルブロガー・番長あき率いる「子宮の詩を詠む会」に興味を抱き、セミナーに出かける。
そこで展開される意味不明な自己啓発に心を掴まれてしまった。
そのセミナー帰り。偶然にも番長と、ナンバー2のラッキー祝い子、スピリチュアル系演歌歌手・鳩矢銀太郎に遭遇。容姿を見そめられ、O県・華襟島への来訪を求められた。
施設が建設され、大規模なイベントが開催される予定だという。
自身がO県の出身だったこともあり、運命を感じるまさみ。
同席したミジンコブログプロデュサー若田ショウからの指南で「美女ブロガー」としてブロガーデビューも果たす。
島への移住を直談判する妻に、以前から不穏な空気を感じていた誠二は反発し、大手新聞社に勤めるまさみの姉・未久に協力を仰ぐ。
しかしすれ違い、まさみは身勝手に家族の預金300万円を手に、娘を連れてO県へと出発してしまう。
同時期に、誠二が働く出版社では「子宮の詩を詠む会」の調査が始まっていた。その裏側には、若田がかつて総長を務めていた暴力的組織の影があるという。
社命を受け、取材チームに加わることになった誠二。
得体の知れない団体に傾倒し続ける妻を説得し、さらにその裏側を探ることができるのか。
舞台は、スピリチュアル・カルトの魔の手が迫る島へ。
(この物語はフィクションです。実在する人物、団体、出来事、宗教やその教義などとは一切関係がありません)
第2章からは諸事情あり、少し全体的にブラッシュアップする必要も出てきましたので、2、3日おきでの更新になります。
引き続き温かいご声援、ご感想など、どうぞ宜しくお願いします。