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「『創価教育学会』発祥の地」(創価学会発祥の地)

学習塾から始まった創価学会

★ジャンル【宗教】 
★場所 品川区上大崎3-10-10
★最寄駅 JR、東京メトロ、東急目黒駅

★碑文
特になし

★解説
 目黒駅から目黒通りの白金方面右側に進んで、角にコンビニがある路地を右に入り、坂を下っていきます。駅から4、5分で右側に創価学会の時習学館寮という施設があり、その壁にプレートが嵌め込まれています。目黒駅から行くのに品川区なんですね。ご存知の方も多いと思いますが、目黒駅自体も実は全体が品川区です。
 創価学会自身はここを、その前身である「創価教育学会」の発祥の地としており、「創価学会」発祥の地という言い方はしていませんが、現地のプレートにある「1930年11月18日」という日付は創価学会創立記念日ですので、ここを「創価学会発祥の地」として問題ないでしょう。
 戦前の創価学会は初代会長の牧ロ常三郎(まきぐち つねさぶろう)と2代会長の戸田城聖(とだ じょうせい)の二人を両輪に発展しました。
 牧ロは東京の多くの小学校の校長を歴任した教育者でした。戸田は1920年に牧口と知り合い、牧口の学校の教員に採用します。その後1928年に牧口は日蓮正宗に入信し、ほぼ同時に戸田も入信します。
 牧口は仏教研究に励み、前述の1930年11月18日に「創価教育学体系」という書籍を刊行し、この日が「創価教育学会」の創設日とされています。
 ではこの場所は何かというと、戸田の自宅だったようです。戸田は算数な

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