我が家の防災
9月1日は防災の日。
この日に合わせて、防災の見直しをすることにしている。
というのも、ここ数年の間に自然災害による停電や断水を経験し、防災意識を改めることがあったためだ。
有難かったのは、上記の被害をそれぞれ別々に経験できたこと。
お陰で、この時はこれがあって良かった!これがあったら良かった!が分かった。
以上の経験から、普段使いも出来、災害時に役に立つものを何点か紹介する。
庭のソーラーライト
ソーラーなので、普段は景観作りに使っているが、いざというときの明り取りになる。
発光時間は限られるものの、勝手に蓄電してくれるので消耗の心配がなく、手元、足元が見え、移動に心強い。そして、人間は光があるだけで強い安心感も得られるのだ。
手持ちの懐中電灯の節約にも繋がるのでオススメ。
また普段から、階段や段差などにも人感式のものを設置しておくのも良い。いざという時、逃げる助けになるのだ。
カセットコンロ
持ち運ぶのは難しいが、家に置いておきたいもの。
災害時、意外にも発電機を持っているご近所さんが多く、羨ましかった。
停電時の冷蔵庫は保冷のため、開けないことが基本だが、それはどれくらいで復旧するかによる。
我が家も途中までは守っていたが、目処がたたないまま食べ物たちが腐り溶けていくこととなり、もっと早く取り出せばよかったと後悔した。
そんなわけで、カセットコンロは食品に火を通せるので、あったほうが良い。作り方さえ分かっていれば、お米も炊ける。
オール電化になってきている昨今、災害時の心強い味方である。
充電バッテリー
停電時、近隣の公共施設で無償で充電をさせていただくことが出来た。
これは大変有難いことであった。
ただし、数に限りはあるし、後ろにも待っている方々がいるので、一人で長くは使えない。また遠方でるため、なかなか来ることも難しい。
そんなこともあり、バッテリー1台と変換アダプターをセットで持っておけば、家族分の充電が可能となる。
今の時代、スマートフォンから得られる情報の量は計り知れない。新聞やラジオも勿論良い情報源であるが、電源コードなしで知人との連絡や現状の把握、復旧の目処など、いま自分が知りたい情報を提供できるのはこの媒体しかない。
公共機関も、スマートフォン向けの情報がいち早く開示される。
災害時の情報は重要だ。自分にはない知識をここで吸収し、活かしていくことも必要なのだ。
犬猫のご飯
避難所に一緒に行くことが難しいと思われるペットたち。災害時に供給される食事も、すぐに彼らの分までは用意されないだろうことが想像できる。
そういった訳で、犬用にはお試し価格の少パックのフードを数袋。猫は、環境変化で食べつけないことを考え、ウェットフードを。そして、脱走防止用の洗濯ネット、シリコン皿も用意。
メダカは、いざという時には庭の蓮鉢に一次避難を考えている。pHショックの心配はあれど、プランクトンは豊富だ。
犬猫に関しては、普段のお出かけにも車中泊にも、備えられる以下のグッズもおすすめだ。
とはいえ、どういったモノ、コトが必要かというのは、いざ経験してみるまでわからない。
度合い、というものもある。
万全は難しくとも、日頃から備えておく心構えを持つだけでも、違うはずだ。
…など色々と書いたが実際のところ、今後大災害が起きないでほしいと切に祈る身である…。