歩き回る街を〜東急線ワンデーパス編〜
※これは溜め込んで寝かせていた、
4月終わりのできごとです※
こんなきっぷが手に入った。
夫が貯めたポイントで貰ったものだ。
妻に横流し…😁
大事に時を待っていたら、あっという間に4月末が期限!!
慌てて使うことにした次第。
![](https://assets.st-note.com/img/1650875834839-kyUpfQRDdx.jpg?width=1200)
🛕寺社仏閣を見るのが好き。
御朱印をいただくこともあるけれど、
場の雰囲気というか…足を踏み入れた瞬間に空気が変わるのを感じるのが好き。
たいてい1人で出かけ、ゆっくり時を過ごしている。
ひと駅目は不動駅から徒歩20分ほどにある、五百羅漢寺。
通称「目黒のらかんさん」。
らかんさんは お釈迦さまのお弟子さんで実在した人々です。
お釈迦さまの説法を実際に聴き、教えのとおりに修行に励んで煩悩を払い聖者になったのです。
修行を積んで煩悩を払い真実の智慧を完成した聖者をインドで「アラハン」と讃えました。仏教が中国に伝わり「アラハン」の発音をそのまま生かして「阿羅漢」と表現。使い慣れるうちに「阿」がとれて「羅漢」と呼ばれるようになったのです。
お釈迦さまが亡くなられたときに集まった
500人のお弟子さんたちが「五百羅漢」のモデルであるといわれています。
正午過ぎに檀家さんの法要があるので本堂が見学できなくなると聞き、まずは本堂へ。
釈迦如来と羅漢たちが一堂に。
ほかに誰もおらず、仏像に囲まれるハーレム状態。
中央に佇むと、独特の緊張感が押し寄せてくるような。
本堂から羅漢堂へ。
146体の羅漢像にはそれぞれお名前と御言葉が添えられている。
心に響いたものをいくつか。
境界尊者 自分自身を静かに見つめる
直意尊者 いつも、すなおな心を持つ
頂生尊尊者 自分が笑えば相手も笑う
特大医尊者 笑顔で迎え、感謝でおくる
心勝修尊者 よろこびの心で受け止める
江戸時代には羅漢信仰が盛んだったという。
羅漢像の中に亡くなった親や知人にそっくりな一体があり、そこに行けば会うことができたから…らしい。
羅漢堂のらかんさんもそれぞれ顔立ちが違う。その表情を確かめるように歩みをすすめた。
企画展で修復場面のパネル展示がされていたんだけど。
博物館や美術館で古の作品を見るたびに
「こんな昔の物が今も姿かたちを保っていて凄いなぁ…」
恥ずかしながら、何も手が加わっていないと思っていた。
文化財は常に保存修復を施されている
それは現状維持をするため。
私たちが目にする姿かたちは、専門家による努力の賜物だったのだ。
目からウロコを落として次の駅へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1651722897456-TO8o6BxMvj.jpg?width=1200)
祐天寺で下車。
各停しか停まらず、自由が丘と中目黒に挟まれた祐天寺は滅多に降りない。
乗り降り自由なら、あえて降りてみようと思い立った。
お腹が空いてきたお昼どき。
パンが食べたい。
祐天寺店に行ってみる。
コーヒースタンドだけど、パン屋に負けない美味しいパンがあるという。
行かなきゃね🤤!
暑かったのでアイスコーヒーと、バゲットサンドを。中身はキャロットラペ。
ショーケースに並んでいたミルクフランス(好物)も一緒に。
具だくさんで噛みごたえのある生地。
わしわし噛む感じ。
心の中で「美味しい!」がスパークする。
店内も天井が高くて落ち着ける。
次々とテイクアウトのお客さんが訪れ、サンドイッチを買っていく。
食後、そのへんを散策。
商店街がある。小洒落たカフェやショップもあるけど、裏に入ると昔ながらの商店も残ってる。
パンが美味しかったので、また来ようと決めた。
少し戻って自由が丘。
好きな街なので、いつものコースをぶらぶら。
☂折り畳みの日傘を買った。
春の紫外線は意外と強い。
日光過敏がたまに出るので日傘は必須。
UVカット率が高くて軽いものを選んだ。
この日も太陽ギラギラ☀だったので、店内は日傘を求める人が多かったみたい。
素敵な傘を買えて良かった。
さらに下って妙蓮寺。
この駅も各停しか停まらない。
ホームから駅名でもある「妙蓮寺」が見える。
以前御朱印をいただいたので今回は反対側へ。
好きなパン屋がある。
夕方近かったので残り少なく、クリームチーズのあんぱんを1個だけ買った。
イートインもできるので、また今度。
ここも好き。
街の本屋の向かいにあり、別館的な書店。
詩や短歌の本が揃っていて飽きない。
読みたい本をチェックしておくにとどめた。
そしてその並びに八百屋がある。
大きなエコバッグを持参したので買い物していく。
🍓不揃いいちごが2パックで500円。
とちおとめだったので迷わずカゴへ。
見切り品のコーナーのレタスは美品なのに30円。すぐに使うからこちらもカゴに。
レジに向かいながら葉物、きのこも加わった。肩にくい込むエコバッグ。
でも満足したからいい。
日がのびたなぁ…とホームの端から線路を見やり、電車を待った。
上りの電車に乗って、街歩きは終了。
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