意をとめる
我が意を止めて
心をそっと手放してみる。
すると気づく。
心の深奥から
いつも私に語りかけている声に。
理想も
失望も
喜びも憤りも
己への執着から生まれる。
そこに留まり
我が思いと共に生きるのもいい。
それも世界の摂理
世界とは我が意も包括しているもの。
だが己に振り回されて
疲れていることに気づくこともある。
そんな時は
私に目をつむり
己ではない己の導きにしたがうのもよい。
それもまた世界の摂理。
気張らなくていい。
いずれにせよ
私は掌の内にある。
迷いなく委ねればいい。
己と世界を貫く
優しき摂理の流れに。