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レッテル貼り、してない?
最近、いろんな場面で聞く「レッテル貼り」について考えてみました。
タイトルの写真は、とってもかわいいレッテル(ラベル)だったの頂戴いたしました。それ以外の他意はありません。
そもそもレッテル貼りとは何でしょう。
○レッテルを貼るレッテルをはる
一方的に、ある評価・判断を下す。「反逆者の―」
⇒レッテル【letter オランダ】
ここで強い言葉出てきました、「一方的に」。
何かを、その本質や性格に関わらず、「一方的に」決めつける、という風にかんがえてもいいでしょうか。
日常でもこんなシーンが考えられます。
友人Aさん「このあいだ、駅前に新しくできたラーメン屋にいったんだけど、めっちゃ塩辛くてまずかった。もう二度と行かないわ。」
あなた「そっかー、じゃあ俺も行くのやめるわ」
もしこんな感じの話をしたことがあるなら、あなたも「レッテル貼り」しています!
> レッテル名「駅前のラーメン屋はまずい(行く価値なし)」
ここで何が言いたいのかというと、
・Aさんは何ラーメンを食べたのかわからない
・その店の他のラーメンも食べたことがあるのかどうかわからない
・そもそもAさんの味の好みもわからない
状態にもかかわらず、さっきの「一方的に」まずいという判断をしたのが問題だということです。
実際には、偶然食べた醤油ラーメンが辛目だっただけで、他のラーメンは絶品かもしれませんし、実は餃子やチャーハンが超おいしい店なのかもしれません。
人気の店で、毎日行列ができていて、グルメサイトでも高評価をもらっている有名店なのかもしれません。
それにも関わらず、一面的な意見で、「まずい」とレッテル貼りしてしまうことの危うさがお分かりいただけるでしょうか。
これはあくまで極端な例の一つですが、実際の生活の中では至るところに存在します。
レッテル貼りすることで、重大な被害や、深刻な影響が生じることはないかもしれませんが、少なくともあなたの生活上、少し損をしてしまうことは確かかと思います。
さらにこれが人間関係となると深刻になってきます。
「あの人は、〇〇さんをほめていたから、ダメな奴、まったく信用するに値しない」
「その人は、小さいころに万引きで補導されたことあるから、永遠に人間のクズ」
というような極端なラベル張りが行われると、本当の人の姿を見失います。人間の人生は短いですが、それでも何十年も生きているわけですので、一時的、一面的な部分だけを捉えて、その人格全体を決めつけてしまう「ラベル貼り」というのは、無意味で害しかありません。
そして何より最大のリスクは、そういった無意味で非生産的な、間違った「ラベル貼り」をすることは、あなた自身の評価を下げることに他ならない点にあります。
あいつは××だからダメ、こいつは△したことがあるから信用しない、と言っているあなた自身が、ダメであり、信用されない、ということに気づかないといけません。
自分で自分の評価を下げる「ラベル貼り」、あなたは無意識のうちにしてしまっていませんか?
いかがでしたか、ご意見やご感想をコメントいただけると幸いです。
長文、お付き合いいただきありがとうございました。
Nov 20, 2022