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【星野源/夢の外へ】今、聴くべき曲!

みなさんは、どんな風に音楽を聴くのだろうか。

結構抽象的な質問なので、「サブスクの話か?」「私はCD買うよ」「僕はレコードも集めちゃうな」という回答もあるだろう。

が、ここで聞きたいのは音楽の「歌詞を読む派?」「音を聴く派?」である。


プロフィールに貼ってある『note書きはナルシストばっか』に書いてある通り、僕は「音を聴く派」である。

歌詞は、歌えるようになろうとするまで基本読まない。

あと最近は、音楽番組で生で歌ってるアーティストの曲を聴くと歌詞が入って来て「こんなこと言ってたんだ」となることもある。

が、まぁ基本的に初手は「音を聴く派」である。

そんな僕が!なんと!「歌詞を題材にnoteを書く」というのが今回のテーマである!


#そんなに仰々しいことではない


単純に、星野源さんの『夢の外へ』を聴いて「歌詞いいわ」と思ったから書くだけである。

そして「歌詞を元に文章を書く」というと、「歌詞解説」的な文章をイメージする人もいるだろうが、そんな長ったらしいことはせず「ここの歌詞好き」とだけ言って終わるつもりである。


いつか遠い人や国の空 想い届けばいいな
いつか今はいないあなたを目の前に現して
現して

星野源/夢の外へ

僕が見る専用のXアカウントにて、唯一通知をONにしているのが「星野源Officialアカウント」である。

そうするとたまに、英語や中国語、韓国語みたいな外国語ポストの通知が来る。

これはつまり、外国にも星野源ファンがいるということである。

2019年にはワールドツアーもしており、日本のみならず世界でも活躍する星野源さん。

これは先ほど引用した歌詞の「実現」ではないだろうか。


『夢の外へ』は星野源さんの3rdシングルで、2012年にリリースされた。

言っちゃ悪いがこの頃はまだ『SUN』も『恋』も無く、『SPY×FAMILY』とのタイアップももちろんない、「有名ではないアーティスト」である。

その頃から、自分の音楽が遠くの人、国をまたいでさらに遠くの人を夢見ていたこと。

そしてそれが現在叶い始めていること。

これ激やばだよね!?


もちろん、ここに至るまでに様々な困難があったと思う。

「わかるよ~。辛いよね~。」なんて、軽々しく言えないほどにね。


「自分はこっちがいいと思う」

「だけど世間はこっちを求めている」

そんな自分と世間の乖離をうまく調整して表現するのが「売れる表現者」なのだろう。

世間に迎合しすぎると「何言ってんの?そんなの”当たり前”じゃん」だし、自分独特過ぎると「何言ってんの?”意味わかんない”んだけど」となる。


自分だけ見えるものと 大勢で見る世界の 
どちらが嘘か選べばいい
君はどちらをゆく
僕は真ん中をゆく

星野源/夢の外へ

これは「売れる表現者」になる覚悟の声に聞こえる。

自分が持っているものを持ち続けつつ、世間が求めているものを作り上げる。

それは時に自分を否定することになり、時には世間からあぶれ孤独になるということである。

それでも「僕は真ん中をゆく」と歌い、それを実現している。


この『夢の外へ』という曲は、今聴くべき曲である。

夢を語ることは恐ろしいことである。

今の自分では到底成し遂げられない位置に目標があるから「夢」なのであり、「夢を語る」ということは「嘘をつく」ということである。

嘘をつき続け「嘘つき!」と蔑まれながら、現実に夢を創っていく。

しかしピグリンが現世で存在できないように、夢も現実には存在し得ない。

夢はゲートをくぐるとうつつになる。

夢を夢で終わらせない。

それが『夢の外へ』という曲である。


以上!くろだでした。

読んでくれてありがとうございました。

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ではまた👋



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