代弁という話
気持ちの代弁をする。
これは簡単なように見えてとても難しい行為である。
人の気持ちをそのまま伝えるのではなく、勝手に自分の思いを乗せてしまったり、自己解釈から意図を曲解して伝える場合があるからだ。
この難解な気持ちの代弁をしたがる人は多い。
しかも、自分の意思を入れてしまう様な奴が少なくないため話は拗れやすい。
かくいう私も学生時代はその気のある奴だったため、厄介さを身にしみて分かっているつもりだ。
君のためを思ってなんて言う奴と同じで、自分の思想を都合よく伝えるための隠れ蓑として使っているだけなのだ。
正しい代弁者なんていう人もいるんだろうが、基本的に人の気持ちを代弁しようなんていう奴はろくでもない奴なので関わらない方が身のためだ。
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