口は災いのもと。
やらないことは、できるだけ口にしない方がいい。特に、すぐに行動に移せないタイプの人ならなおさらだ。言うだけなら簡単だが、実行しないことで口だけの奴と見なされる。信用は地に落ちるし、立場だって危うくなる。
例えば、落語家になると豪語していた元議員。あの発言からどれだけ時間が経っただろうか。落語家どころか、公約の寝ている議員を叩くすら果たされない。結果として、ただのホラ吹きだという印象を強めてしまっている。
言葉は行動とセットでこそ意味を持つ。どれだけ優れた意見を述べても、実行して結果を出さなければただの空論だ。若いうちはそれでも夢があるねで済むかもしれないが、歳を重ねるとイタイ奴と揶揄されるだけだ。
もちろん、やるべきことをきちんとやっている人なら、多少の空回りは許されるかもしれない。しかし、行動が伴わない人が言わせるだけ言わせておけなんて態度をとれば、それは単なる言い訳に見える。周りの目は冷たいものだ。
口は災いのもとって言葉があるくらいだ。やりもしないことを堂々と口にするのは、無謀でしかない。とはいえ、腐っても元議員。ある意味では、そういった失敗例を通して、私たちに何をすべきか教えてくれているのかもしれないね。