年相応な生き方の不相応。

その歳でまだそんなものにハマってるのか、と言う人がいる。確かに、一般的に理想とされる年齢の取り方ってあるし、ターゲット層から外れたものに熱中するのは少し異様に見えるかもしれない。けれど、自我を持って生きるなら、好きなことに素直でいることは必要だ。

実年齢に比べて精神的に幼い人間が無理に背伸びしたところで、良いことなんてない。年相応に振る舞おうとしても、どこかでボロが出るし、周りが求める「年相応」に応えたら、ずっとその演技で生きていかなければならなくなる。

そんなのは地獄だ。ありのままの自分を全て受け入れてくれというのはおこがましいが、偽りの自分しか受け入れてもらえないのは、きっと何かの拷問だろう。

周りの目を気にして好きなことを隠し続ける人生に、自我はない。好きなことを堂々と楽しむ、そんな開き直りの考えで生きていくのも、乙なものじゃありませんか。

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