日常に潜む審査員。

皆さんにも好きなことの1つや2つあると思う。だが、現代において、自分の好きなことを公表するのに躊躇いがある人もいるのではないだろうか。

私はその原因の1つに各ジャンルに審査員の様な輩が紛れているからだと考えている。音楽、アニメ、映画にファッション、スポーツや政治等あらゆる所に奴らは潜んでいる。

そして、口々にこういうのだ。「このジャンルを好きっていうなら、これぐらいは知っといてもらわないと」とか、「こんなことも知らないの?ニワカ乙」だとかね。

仮にその登竜門的なものを作り上げた本人に、「私の作品のことを知らないなんて、キミはモグリだね」って言われるなら納得も出来るが、ただただ、好きなだけの奴等に審査員面をされる筋合いは1ミリたりともない。お前も私と同じただのファンの1人に過ぎないのだから。

そもそも、好きなものに詳しかろうが、詳しくなかろうが、そんなことは自由だ。それをとやかく言われる筋合いはないのだから。だけど、そんな道理が分からない奴等だから、目をつけられないようにひっそりと1人で楽しんでおくのがちょうどいい。

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