無くても困らないが、色はなくなる。
たまにこんなことを言う人がいる。
他人の趣味や好きなものに対してこんなの無くなっても困らない、生きていけるって言う人。
だが、勘違いしてはいけない。
世の中にある大概のものは無くても困らないし、生きていけるのだ。
衣食住とか三大欲求さえ満たされれば生きていくのには充分なんだから。
高い服や車も、フィギュアとか漫画も、パソコンや楽器とか他にも色々あるけれど、これら全ての娯楽や贅沢品は無くなったって生きてはいける。
ただ、それだと人生は生きてるか死んでるかっていう2択のつまらないものになる。
そこに彩りを添えるためのおまけでしかないものが世の中には沢山あって、我々が好きなものっていうのはその中の1つでしかない。
そんな所でマウントをとるのは虚しい。