趣味の細胞。
歳をとると好みが変わるとよく言われる。それは、味蕾と呼ばれる味を感じる細胞が年齢を重ねるごとに減少しているからだ。そして、味覚以外にも、この細胞の減少現象はあるのかもしれない。例えば、趣味とか。
音楽にしろ、料理にしろ、人によっていろいろだが、ある時から突然、新しいものが少しずつ受け入れにくくなる瞬間がある。これは趣味の細胞が減少しているのかもしれない。
もちろん、好きなことだからといって、無理に最新のものを追い続ける必要はない。でも、もし頑なに新しいものを拒絶するようになったなら、趣味の細胞が老化している可能性は高い。
そんな時は少しだけ、意識して普段は踏み込まない所に踏み込んでみるのもいいかもしれない。新しい刺激が煩わしくてもね。リハビリ感覚でやってみると案外楽しいのかも。
というか、趣味の細胞ってなんだよ。そんなことを思った今日。