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お金の勉強

 夫婦ミュージシャンとして生きていると、お金のことをよく考えます。

って、みんなと同じでしょうか?

 現代社会に生きることに必要不可欠なお金。もらったり、払ったり、急な出費があったり、予想以上にもらっちゃったり、臨時収入があったり。時にお金に振り回されていることもありました。お金というもの自体は存在するだけで、特に噛み付いたり、意地悪してきたりするわけではないのに、人を惑わすこともある不思議なものです。

 NYにいた頃は物価が高くて高くて、家賃も今からするとありえないくらい高かったので、暮らしていくのが大変でした。毎月、月頭になると支払いのことで「わぁ〜!」となっていました。安くて美味しいものを探すのは難しかったので、オーガニックで美味しいものとなるとある程度出さないと手に入らなかった思い出。私は子育て中でもあったので、ツアーにバンバン出られた身分でもなかったので、NYのシーンで主にギグをしていました。でもNYのミュージシャンへのギャラは長年変わらないのに、交通費と家賃は宇宙ロケットの如くどかーん!と急上昇。いや〜、よく生きてたなっていう感じです。

 日本に帰ってきて、物価もNYに比べるとだいぶ緩やかで家賃も良心的でだいぶストレスが減りました。でもまだまだお金に関することはクリアしていないので色々お金の実態を探るべく、本を買って読んでみました。

 私が読んでみたのはキャメレオン竹田さんの『お金が増えすぎちゃう本』

なになに?

 お金はエネルギー?なるほど。ただの紙と金属ではなかったのです。そのエネルギーを流して受け取って、受け取った代わりに何かを流す。なるほど、なるほど。きっと、貯まった分を全部貯金作戦よりも良い循環にのせてあげたほうがいいっていうことなのね。確かにうちは(今は)そんなに余裕のある家庭ではありませんが、たまに寄付をしたり、誰かが困っている時にお金を渡すことがあります。すると、すぐに別のところからそれと同額かそれを何倍にした金額が帰ってきたことがありました。もしかしたらこれのことなのかもしれないですね。

 さらにこの本は面白くて、家の中はもちろん、バッグの中や携帯のアプリや連絡先まで断捨離をしてきれいにしたほうがいいと書いてありました。確かに、ドラマや映画を見ていてもお金持ちの家の方が部屋は広く、物が少ない。貧乏な人の家は狭くてその中にたくさんの物が乱雑に置かれていたのを思い出します。実際に製作側もそれを意識して演出に生かしているそうです。私もお金に二度と困らないで生きるためにまずは部屋をきれいにすることから始めました。断捨離。引っ越してきてからは必要最小限のものと暮らしています。実践してみて3年くらいかな?かなり気分がいいです。心なしか、ひらめきも多くなって感が鋭くなったかも。それはさっぱりとした部屋にいるから、頭がはっきりするからなのでしょうか。

 そんなこんなで実践しながら、本を読み進めていきました。時には念じてみたり、感謝の気持ちを祈ったり、金銀財宝をイメージしたり(怪しい‥)イメトレはかなり効果的らしいから、特に頑張りました。

かなりいい感じ!これきそう!手応えありか!?

 翌日の朝。自宅の郵便ポストに一枚の広告が挟まっていました。即捨てようとして目を向けた瞬間!!

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きらきら!!!金銀財宝!!!(↑本物の広告の写メ)

‥裏も表も‥って広告かい!!

惜しい!!

まだまだ修行が足りませんな。。。

私の神様はユニークな人なんだろうな。これからが楽しみです。

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