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進路選択に悩むINFPはまず、「本当に一番に好きなこと」を選ぶべき

進路選択に迷うINFPは多いんじゃないかな。
とくに「好きな事を仕事に」したい人は、周りの反対や周囲・世間の評判を気にして迷っているかもしれない。
「やっぱり食べていけないかな…他の分野を選んだ方がいいのかな…」「安定した仕事に就いた方がいい?」と…

ぼくも、それで高校生の頃はおおいに悩みました。
幼い頃から志していたクリエイティブ分野へ進むか、安定と堅実を兼ねて調理の道に進むか。
結果、安定をとって調理の道に進みました。

クリエイティブへの挑戦には、不安が大きかった。
「下手な自分がやっていける世界じゃないな」「将来食べていけないだろうな」と。
だから諦めて、 2番目に好きだった調理を選びました。
料理人なら安定してるし!という安易な理由もあって。

結果は2年ちょっとで退職しました。
体力面精神面ともに、自分にことごとく向いていない仕事だったから。
それに、調理自体、たいして好きなことでもなかったから。


INFPは、大好きなことに全力で生きろ

ぼくの経験からいうと、INFPは、
「自分が本当に一番に好きなこと」に全力になるべきなんだと思ってます。若いうちに、全力で。

2番め3番めに好きなこと、じゃだめ。
一番好きなことです。

人生をかける程大好きなこと。

イラストレーターになりたいんだったら、何が何でもイラストの道に進む事。
英語を学んで国際交流がしたいんだったら、
それを全力でできる大学に進む事。

妥協はしちゃだめ。消極的になっちゃだめ。
今この瞬間、探せる中で一番最高のものを見つけて選んで、全力で進むこと。

周りに反対されるかもしれない。
周りに影響されて、「やっぱりだめかな…」と迷うかもしれない。
でもそれでも、自分を信じて周りを押しきって、進んでみてほしい。

自分が一番好きな事に。

INFPは、「自分が本当に一番に好きなこと」に全力をかけるべきだと思ってます。
特性上妥協はできないし、後悔を引きずるたちだから、なおさらできる時にできる事を全力で尽くす生き方をするべきなんだと思う。

それで当たって砕けたとしても、自分が本当に好きなことを全力でやれたのなら、後悔はないだろう?

その後の事はその時考えればいいだけ。

もしぼくがあの時、クリエイティブに進んでいたら…と思う事は多いです。
もしかしたら、順調にキャリアアップして人生薔薇色かもしれない。
でも逆に、いろいろと絶望してクリエイティブ自体が嫌いになっていたかもしれない。
そうするともっと酷い事になってたかもしれないし、今でも引きこもりかもしれない。

あの時調理に進んだから、自分の向き不向きが分かって、発達障害が分かって、今のぼくがあるのかもしれない。
だから調理を選んだ選択は、良かったのかもしれない。
でももしかしたら、知らないでよかった事なのかもしれない。

それは分かんないよ。
何事も結果論でしかないからね。

でも、後悔だけはしてはいけないと思ってます。

後悔を残すな

若い時の後悔は、その後の人生かなり引きずる。
人間は「しなきゃよかった」よりも、「すればよかった」の後悔の方が大きいという話があります。

ぼくが思うに、INFPはこの後悔をとくに引きずりやすいタイプだと考えてます。
過去に執着しやすいし、できなかった事に理想を描いてしまうタイプだから。

他のタイプなら早々見切りをつけて前に進めるけど、INFPはいつまでもそれに囚われてしまいがち。
「ああすればよかった…」に妄想を重ねて、「あの時こうしていれば、理想の自分や人生があったかも」なんて考えてしまうたちだから。

だからこうならないためにも、 INFPは
キリギリス的な生き方を軸にした方がいいんです。
別に何も考えずに遊んで暮らそうって事じゃなくて、「自分のやりたい事に全力になる」って意味でね。

海外でバックパックがしたいんだったら、行く。就職せずに。
どうしても叶えたい夢があるんだったら、それを最優先にして他はかなぐり捨てろ。

回り道をせずにまっすぐ進め。
やりたくもない就活なんてしている暇はない。

他タイプから見れば享楽的刹那的な生き方に見えるけど、INFPにとっては一番自分に正直になれる生き方だと思うんだ。

INFPは人生設計が不確かだし、模範的に進学、就職、と進んでも、その先が見えてきづらいたちなんだと思う。
「こんな事をして何の意味があるんだろう?」
「もっと別の有意義な事があるんじゃないか?」と考えてしまうから。
そんな中では幸せを感じづらいたちでもあるしね。

だからINFPはその都度その都度、やりたい事を全力でやる。後悔なしに。
「それをやりきって、やっとその先が見えてくる」の繰り返しの人生なんだと思ってます。

チルチルとミチルが青い鳥が存在しない事を知って幸せの意味に気づくように、青い鳥症候群をこじらせてはじめて見えてくるものがあるとぼくは考えます。

もちろん、こういう生き方は安定や堅実とはほど遠いから、諸刃の剣でもあるけどね。
でもINFPは、当たって砕けろの方が性質上良いのかもしれないです。
後悔を一番恐れるタイプだから、後悔なく生きるという生き方を徹底した方が精神衛生的にも良いし、人生において充実感幸福感を感じやすい。

進路選択は若い時だけのものでなく、人生のステージごとに迫られるもの。

進学するか?就職するか?転職するか?
結婚するか?子供を持つか?第二の人生どうするか?……
迫られる選択は多いけど、そこで後悔だけはしてはいけない。

若い時は自分一人だけで突き進めるけど、大人になってくるとそうもいかなくなってくる事が多い。
年齢的にも、一度周りの意見を聞いて、話し合ったりして、冷静に考える必要がでてくる。
でもそこでも、自分の意見を言って、主張したい事はしっかり主張して、照らし合わせた中で自分にとっての最善策をとるべき。

本当に一番にしたいことをするべき。
INFPにとって、人生において後悔は残してはいけない。

どのタイプにも当てはまる事だけど、とくにINFPは自分の人生を生きる事に一番執着があるタイプだから。
後悔だけはするなよ、 INFP。

お前が本当に、一番にしたい事はなんだ?


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