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ありのままの自分は、愛するのでも受け入れるのでもなく、まずは「受け止め」よう

ありのままの自分を愛するって何だよ

ありのままの自分。
それをまるごと愛せたら、いいよね。

でも、それってなかなか難しいし、
そもそも『自分を愛する』ってのがなんか気持ち悪い。

こんなダメダメな自分なんて、
愛せる訳がないじゃん。
そう思うよね。

いきなり愛そう、愛さなきゃ、って思うと、そりゃ苦しいです。
何の事前準備も心構えもなく、いきなり「自分を愛しましょう!」なんて言われたって、困るよね。
「ダメダメな自分も、愛そうよ!」とか、簡単に言うなよ。どう愛せっつーねん。
そうイライラする気持ちも分かる。

ぼくも、『ありのままの自分を愛する』という事が苦しく気持ち悪く、
なかなかスムーズにできませんでした。
でも、それを段階的に考えていったところ、
『愛する』のは、別に今すぐにじゃなくていいんだって事に気づきました。

ありのままの自分を愛せるようになるまでの方法

まずは「受け止め」よう

ありのままの自分を愛せるようになるまでは、このような段階を踏む事が大切だと考えました。

受け止める

受け入れる

愛する

段階を踏んでいく事で、徐々にありのままの自分を認めていけるようになると考えています。

一番大切なことは、
ありのままの自分を、まずは『受け止める』事です。

転がってきた、良いも悪いもダメダメもひっくるめた『ありのままの自分』を、
理屈も感情も抜きにして、『これが自分だ』と、両手でキャッチします。
キャッチするだけで大丈夫です。
これが『受け止める』という事だから。

それができれば、『自分を愛する』為の第一歩は踏み出せた事になります。

第一段階の『受け止める』では、
「愛そう」とか「受け入れよう」とか、そういった余計な事は何も考えず、
「ああ、これが自分なんだな」って、無言でただ受け止めるだけでいいのです。

焦って『受け入れる』段階にいく必要はありません。
「これが自分だ」と、認識するだけで大丈夫です。
次の『受け入れる』段階にいけるようになったかな、と思えるまで、
『ありのままの自分』を、そのままそっと『受け止め』ておきましょう。

次に「受け入れ」よう

さて、『受け止める』事ができるようになったら、
第二段階の『受け入れる』時です。

『受け入れる』と聞くと、「無理だよ…」と思うかもしれませんが、
第一段階の『受け止める』をクリアできたなら、十分できます。

『受け止める』では、ただ無言でキャッチしただけでしたが、
『受け入れる』では、キャッチした自分を、よく分析してみましょう。
自分の良いところ、悪いところ、ダメダメなところ、よくできてるところ
洗いざらい、全てです。

正直、ここが一番辛いところかもしれません。一番時間がかかる段階でもあります。
「結局、自分はダメダメだ…」と落ち込んでしまうかもしれません。

でも、めげちゃだめ。
キャッチした『自分』は、絶対に離してはいけません。
全ては『自分を愛する』ようになれる為です。頑張ってください。

具体的なやり方は、
自分の良いところ、悪いところ、ダメダメなところ、よくできてるところ、
これらを項目ごとに分け、ノートに書き出していきます。

何故書き出した方がいいのかというと、可視化される事によって情報が明確になって、より受け入れやすくなるからです。
頭の中だけで考えていると、ごちゃごちゃしたままになりやすいです。

書き出せたなら、そのノートをもう一度見直してみてください。
良いところ、悪いところ、ダメダメなところ、よくできてるところ、
これら全て『自分』を形作るもの、『ありのままの自分』です。

良いも悪いもひっくるめたありのままの自分は直視しがたく、なかなか受け入れ難いかもしれません。
でも、いくらダメダメだからといって、「こんな自分は自分じゃない!」といって背を向けてばかりじゃ、何も変わりません。

自分らしい人生を歩む為には、良い点も悪い点もひっくるめて、受け入れるしかない。

「これが自分なんだ」と、受け入れよう。
認める、といってもいいかもしれないね。

あなたはありのままの自分で、頑張って生きてきたんです。
それを大いに認めてやってください。

それが『受け入れる』という事です。
さて、第二段階をクリアすれば、もう十分『自分を愛する』事はできています。

最後に「認め」よう

ぼくが考えるに、『自分を愛する』というのはつまり、
自分を認める』という事だと思っています。

良いも悪いもひっくるめて、『ありのままの自分』なんだと。

『愛する』なんていきなりその段階にいくのはきついけど、
『受け止める』、『受け入れる』と段階を踏んでいく事で、自分を認められるようになります。

とくに、第一段階の『受け止める』事が、ぼく的には一番大切だと思っています。
何事もまずは最初が肝心だから、この『受け止める』段階でしっかりと自分を受け止めておく事が、のちの『受け入れる』、『愛する』事に繋がります。

『自分を愛する』なんて言葉が気持ち悪いって思う人は、
『自分を認める』と解釈しよう。
ぼくも『自分を認める』って言った方が、気持ち的にスッと入っていけます。

「自分を愛する!」とか、なんか照れくさいしね。


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