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【現実に生きる事で】夢見るINFPよ、旅をせよ【現実的感覚が高まる】

以前、HSPには一人旅がおすすめだという記事を書いたんだけど、これはINFPにも当てはまるんじゃないかと思っています。

何故なら旅というのは、ある意味サバイバルだから。

そしてサバイバルというのは、非日常に見えて究極の現実です。
どういう行動をすればいいのか、どんな選択をするべきなのか…
極端に言えば生きるか死ぬかの問題なんだよね。

サバイバルの環境に身を置く事で、自然と現実適応能力が身についていくはず。

そして旅というのは、非日常と日常を一気に満たせるもの。
INFPにとって、空想を楽しむ事と現実を生きる事両方を経験していく良い訓練になるんじゃないかと考えています。


INFPに旅をすすめる理由

INFPは、常にいろいろな事を考えているけれど、それは基本的に全て頭の中だけで完結してしまっている。
頭の中での妄想は確かに楽しいけど、そればかりで生きていると脳足りん一直線です。
現実では、行動力が必要になるからです。

INFPは実際に考えて実際に行動するという経験を踏んでいないので、現実への適応能力が足りない訳です。
その為極端な妄想や理想にこだわりすぎたり、全て人任せにしてしまったりと弊害が多い。

そこで、旅の経験が活きる訳です。

旅はプラン作り、下調べなどの計画力が必要になるし、現地では行動力と思考力が必要になる。
無事に行って無事に楽しんで無事に帰る為のサバイバルを、自分でやらなければいけない。

「これがしたいあれがしたい!」となっても、予算面や日程面で不可能な事もでてくるから、調整や自制、妥協の必要がある。

困った事やハプニングが起きても誰も側にいないので、自分から周りに助けを求めたり、自己解決する必要がある。

お金も持ち物も、自分で管理する必要がある。臨機応変な対応を考える必要がある。

旅はINFPに足りない計画力、思考力、行動力を身につける訓練になります。

非日常と現実がセットである事で、癒しと緊張感の適度なバランスが脳への刺激になる。
理想が膨らんでも、すぐ隣に現実がある事でセーブがかけられる。
現実と夢(理想)の釣り合いをもたせられる。

結果、現実世界への適応力が磨かれ、生きやすくなる。
このような点が、INFPへの旅のメリットとしてあげられます。

どうぶつの森で暮らしていても、現実世界で生きてる事にはならない。

INFPは、旅をするべきだ。
実家こ1時間程の近場でいいから。

現実に生きる術を身につけろ。

INFPの旅の仕方

まずは地元の都会から

旅慣れていない人は、まずは自宅がある都道府県内から慣れていく事がおすすめです。
そしてその中でも、都会を選ぼう。

八王子に住んでるんだったら、都心。
横須賀から横浜。
七飯町から函館。

都会をおすすめする理由は、交通の便の良さ、ネット環境の繋がりやすさ、ホテルや飲食店、コンビニが多い事があげられます。
人の行き来も多いので、治安面でも安全です。(スリとかには気をつけよう)

「めっちゃ山奥で誰もいなくて不安…」なんて事もないです。
都会の方が、旅初心者には安心できる要素が多い。

初めての一人旅でいきなり山奥の秘境とか選んじゃうのがINFPなんだけど、そんな貧弱な装備で行ったって死んで終わるぞ。

旅というのは、段階を積んで慣れてくのが大事。
とくにINFPは場数も知識も踏んでない雑魚なんだから、できるところからひとつずつレベルアップするべきなんです。
勇者も、まず倒すのはスライムなのと同じ。

都内に慣れたら、次は隣の千葉へ。
次は新幹線で青森へ。
次は飛行機で沖縄へ。
次はいよいよ海外へ。

今すぐ憧れの土地に行きたくなる気持ちは分かるけど、まず一人旅の経験をひとつひとつ積んでから挑戦しよう。

計画書を立てよう

INFPは、バックパックに替えの下着だけ積めてさあ旅へ!ってのはできない。
心配性であれこれ考える為、フットワークが重いからだ。

下調べは何回も地図と照らし合わすし、
きっちり予算内に収まるか計算するし、
寝る前には何百回もイメージトレーニングする。

要は慎重派なので、フットワークが軽すぎる事で起こる失敗は起こしにくい。
心配しいすぎるのがネックだけどね。

だからこの特性を活かして、INFPは計画書を作ろう。

日程、プラン、予算などを細かく書き出していって、計画書としてまとめておこう。
当日の動きを事前にシミュレーションしておくんです。

新幹線は何時何分発・席はここ・出口はここ。
行く予定の場所・料金は〇円、タクシー代〇円、かかる予算や時間はこのくらい。
ホテルチェックインは〇時・夕飯は近くの飲食店街で・候補のお店はこことここ。といった具合で。

計画書は印刷してホチキスで止めて製本化して、当日持っていこう。
修学旅行のしおりみたいなイメージで。

当日はその計画書に沿って行動すればいいから、不安も少ない。
現地の状況によっては、予定時間をずらしたり行くはずだった場所をキャンセル・変更するなど、臨機応変に対応しなきゃいけないところは出てくるけど、
INFPは柔軟型なのでそれに関してはうまく対応できると思う。

電車やバスの時間、ホテルのチェックイン時間など、しっかり守るべき時間を軸にしていれば、他は適当で大丈夫。
場数を踏むうちに、時間の使い方もうまくなってくから。

また、計画書を作る事で思考力も身につく。
リサーチ力、分析力、分かりやすくまとめる力をつける事は、実生活でも役に立つ。

頑張れば旅行プランナーになれるかもよ。

理想の反映は一番の目的だけに絞ろう

INFPが旅に求める事は多い。
INFPは、「綺麗なホテルに泊まりたい、美味しいご当地料理を食べたい、見どころを全部見たい、たくさんお土産を買いたい…」など、
「理想の旅」にこだわりすぎる傾向が強い。

でも理想を全部叶えられる旅なんてできない。
予算面や日程の問題で、諦めたり妥協しなきゃいけない部分は必ずでてくる。

優先順位をしっかり決める事が大切。
今回の旅に求める一番の目的は何か、その目的を最優先として、プランを考えていこう。

1位、見どころ巡りがしたい
2位、名物料理を食べたい
3位、広いホテルに泊まりたい

という具合で見どころ巡りが一番の目的なら、その理想を最大限叶える事を優先にして、他は多少妥協する事。

武田信玄ゆかりの地巡りがしたい。のなら、

→泊まりたかったこのホテルは諦めて、交通の便が良いホテルにしよう
→馬刺しも食べたかったけど、ほうとうだけにしよう
→ワイン買うのはやめよう
→お土産は一番欲しい信玄の置物だけにしよう

このように一番の理想の為に、他は妥協する事が大事。
観光名所を廻りたいのが一番の目的なら、
ホテルは素泊まり、食事は適当でいいや。
憧れの高級旅館に泊まる事が一番の目的なら、名所巡りはひとつでいいや。

旅において、理想は腹八分目まで。
一番の目的の為なら他は妥協するという、割りきる力もついてきます。

実際、INFPが旅をするようになって

ぼくもINFPで、現実よりも妄想に生きるバリバリのINFPだけど、
旅を始めてからは現実をしっかり見れるようになり、実生活の事をより意識できるようになりました。

視界がよりクリアになったというか、地に足つけてる感覚が養われるようになったと思えます。

「サバイバルから生き残った」という経験が、人生の経験値として積まれていっている感覚です。

旅は、Si(内向的感覚)、Te(外向的思考)を身につける良い訓練になるんじゃないかと思ってます。
このふたつはINFPがとくに苦手とするもので、意識しないと普段の生活では育たない力です。

思いたった時、できれば若い時から、早めにINFPはSiとTeを意識する必要があると考えます。
このふたつは実生活で必要となる事が多い力なので、早いうちから身につけておけばぐっと生きやすくなるはず。

INFPには旅をさせよ。
旅をせよ、INFP。

この体験から生きて帰った時、お前は一回り大人になっている事だろう。

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