自称「初級者」のトレーダーズ日誌【7日目】

2025年2月4日(火) Evening

 本日の日経平均は、「39000円をめぐる攻防」となりましたが、14時過ぎから急速に上昇金額を落としました。メキシコ、カナダ、中国へのトランプ関税発動時間が日本時間14時1分で、中国への10%の「追加関税」が発動したためです。しかし、トランプ関税の不透明感からくる「利益確定売り」をこなし、何とか下げ幅を縮小し、Closeとなりました。メキシコ、カナダについて「トランプ関税」が約1か月延期され、一時的に懸念が後退したための上昇でした。今後は、2月7日の「石破トランプ会談」に焦点が移ります。仮に日本への「トランプ関税」が発動ならば、「下落基調」になるでしょう。「トランプ関税」が発動しないように祈るのみです。
 個別保有株では「ローム」の四半期決算が悪く、下落を予想していたのですが、「悪材料出尽くし」だったのか、上昇に転じました。「好業績」で下げるケースもあれば、今回のように「悪業績」で上げるケースもあります。そのような意味では、株式投資は「難しいもの」であり、「面白いもの」でもあります。
 下げすぎた「トヨタ」、「デンソー」、「コマツ」は元通りとはいきませんが反発しました。「富士電機」は「株価調整」の真っ最中のようで「一人負け」の様相を呈しています。
 本日はAIサービスや量子コンピューター絡みの銘柄が揃って反発しました。ソフトバンクとOpenAIとの共同会社設立の「波及効果」かもしれません。本家の「ソフトバンク」は少ししか上昇ませんでした。投資家にとって、表面的な期待を持たせるIRも大切ですが、「実績」を伴った「好業績」を「継続」することが最も大切になります。今後に期待したいと思います。保有銘柄では「メタリアル」が反発しました。しかしながら、「塩漬け株」となっていますので、長期に渡る実績を伴った業績に期待しています。
 本日、四半期決算を発表予定の「三菱UFJ」、「三菱重工」は前者がプラス着地となりましたが、両社とも好業績なので明日以降が楽しみです。
 好決算だった「みずほFG」は小幅の下落、「三井住友」は好決算の翌日から下落基調だったためか自社株買いを発表して反発しました。金融銘柄は金利上昇である程度の高値圏まできているため、好業績であったとしても下げるケースがありますので、明日の「三菱UFJ」に注目です。
 今現在の米国先物市場の各種指標を見ると小幅に値下がりしていますので、今晩は「小幅な反落」か「横横の展開」を予想します。
 結果は、明日のMorningで!

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