今、こちらの本と、取り組み中です…。
前回は、本書の「序」、最初の部分を扱いました。
今回は、まだ本論に入らずに、本書の「エピローグ」、副題が「時代にかなった神学への指針」というタイトルの…これだけで、十分な「読み物」なので、そちらを取り上げたいと思います。
まずら、あらかじめ、お断りしておきたいのですが、いつででしたら、2,000文字を目安に、投稿をさせて頂いているのですが、今回は、引用が若干長くなるため、この文字制限を超えて、長文となりますことを、あらかじめ、ご了解を賜りますことを...。
では、早速、引用をはじめます。
上記は「エピローグ」が書かれる導入部分で、そのタイトルは「時代にかなった神学への指針」となります。続けて、引用をいたします。ここからが今回の本題となります。
神学することの「エートス(倫理・思想の基盤)において、重要なキーワードは「誠実な」「自由な」「批判的な」「エキュメニカルな」神学である、とのことでした。
つづいて、著者(ハンス・キュング)は、神学の「スタイル」として「十戒」に模して、10の項目を列挙します。
著者は、神学のスタイル、そのキーワードとして「わかりやすさ」「学問性」「批判的同感」「学際性」「批判的・対話的な共同」「今日の」「本来のキリスト教の使信」「一般に理解できる言語」「信じられうる理論」「生きられうる実践」「エキュメニカルな広大さ」を挙げていました。
そろそろ引用も終わりに近づいて参りました...。続けます。
今回は、本書からの引用が長かったものですから、3,000文字を超えました。
ハンス・キュングが『時代にかなった神学への指針』と題して、本書の「エピローグ」の場を借りて著した、小論でした。
まずは、ご一読を賜りました皆さまには、心からの感謝を申し上げます。
ありがとうござましたm(__)m
次回は、本書を邦訳した片山寛氏による「あとがき」によって、ハンス・キュング氏の人生、その足跡を簡単に追い求めたいと思っています。
それでは、またの機会に、お元気で。