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kuri
2022年12月11日 05:33
輪郭白い背景に赤い丸は感覚、机の上にある林檎は知覚、林檎を思い出せば表象、林檎とは観念で即ちイデアである。甘い林檎は追憶、毒林檎の味は空想だ。そこらじゅうのキュビズムに付与された意味は虚無で、空虚に意味をつける行為こそが生きる意味である。それで、表象から成る虚構の世界にあなたは何を求めるか。芸術や美術において物体を模写するうえでの課題に、見たままを描き写す難しさがひとつある。物体の質感