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kuriのあたまのなか

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普段の生活を通して感じたことや、考えたことをまとめています。
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2022年12月の記事一覧

可惜夜にみる夢

可惜夜にみる夢

輪郭

白い背景に赤い丸は感覚、机の上にある林檎は知覚、林檎を思い出せば表象、林檎とは観念で即ちイデアである。甘い林檎は追憶、毒林檎の味は空想だ。
そこらじゅうのキュビズムに付与された意味は虚無で、空虚に意味をつける行為こそが生きる意味である。
それで、表象から成る虚構の世界にあなたは何を求めるか。

芸術や美術において物体を模写するうえでの課題に、見たままを描き写す難しさがひとつある。物体の質感

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