素麺の話。 2
暑い季節。素麺の出番は多いです。
本当は台所で火など使いたくない。IHにしたって沸騰する湯を前にしなきゃいけないことに変わりはない。
ならば少しでも沸騰時間の短い、茹で上がりの早い素麺にご登場いただきたいと思うのはこれ、人間心理でしょう。
最近では素麺を電子レンジで茹でるレシピもありますが、
「容器に湯をわかし」
「素麺を容器に入れ」
「電子レンジで加熱」
という3アクション必要なことに、なんとなく
(それなら鍋で茹でるわ)
と思ってしまいます。
ので、自分は変わらず鍋で茹でる派です。
今日の素麺レシピは、冷やして食べるものです。食欲ないときほどつるっといける冷やし素麺は、お腹にはよくないのですがどうしても食べてしまいます。
メニューは、最近リュウジさん以外のYouTube動画でもひんぱんに見かける「坦々風ピリ辛ごま豆乳素麺」です。
リュウジさんレシピをほぼ踏襲していますが、ほんの少しの自分好みなアレンジを加えています。ではどうぞ。
《材料 多めの一人前》
素麺 2束(食べたい人は3束でも)
ネギ 少し
(調味料群)
豆乳 200ml(成分無調整のものが理想です)
味噌 小さじ1
すりごま 大さじ1
ごま油 小さじ1
焼肉のタレ 入れなくてもいいが好みで小さじ1
白だし 大さじ1
(仕上げ調味料群)
ラー油 お好みで
胡椒 お好みで
塩 最後の塩分調整で、お好みで
《作り方》
調味料群(仕上げ調味料を除く)を全て混ぜ、味見をして仕上げ調味料の塩を適宜入れ味調整を済ませたら、冷蔵庫で冷やしておく
素麺を茹でる(ここで、前回の素麺の話 にて加えた食用重曹を小さじ半量加えると、麺にコシがでます)
素麺を水洗いし、出来れば氷水で締めて冷やし、最後軽くザルの中で絞って水気を落とす(これをしないとスープが薄まりすぎます)
素麺を器に盛り、最初に作ったスープをかけ、ネギをのせ、仕上げ調味料のラー油を好みでかけて出来上がり。
胡椒は途中の味変アイテムとしてお使いください
リュウジ氏は麺と一緒にひき肉を茹でて具材としていましたが、自分が食べる上で具材はネギのみの方がスッキリしてていい、という結論に落ち着きました。
なので坦々風と謳ってますが、坦々要素はごまのみですね。
コンビニなんかの冷やし坦々麺だと、わりとこってりした味付けになっていますが、あれは麺が中華麺だから成り立つ味で、素麺のような麺にはこれくらいあっさり目の味付けの方が合う気がします。
とは言え、具がネギだけだとどこまでいっても同じ味が続くので、途中つらくなる、という方もいらっしゃるかも。
そういう方は、これにトマト、きゅうりを切って加えるなどしてもおいしくいただけると思います。