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心のデトックス|疲れた自分にお疲れさまってちゃんと言おう

少しnoteの投稿期間があいてしまいました。週1ではやりたいなと思っていたのですが。実は、子どもが春休みに入ったあたりから舌がピリピリしはじめ……なんと口内炎が36個もできていたんです!

ほぼ春休み期間中、口の中に剣山を刺しているような痛みと戦っており、育児・家事・仕事だけで精いっぱいでした。

今日はちょっと、心のデトックスをさせてください。

■「痛み」というのは人を疲弊させるよね

いつも疲れたなと思いつつ、やらなきゃと決めたことは進めたり、仕事の進捗に遅れを出してはいけないと睡眠時間を削ったり。

私は疲れると口内炎ができやすいようです。以前も、クタクタになった時期に10個同時にできて、治ったと思ったら8個出現して……疲れた状態が蔓延化して免疫力がさがると、こうして口内炎が多発することもあるみたいですね。

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しかも、いつも舌の裏にできます。なんか食事がいつもより辛い……しびれる……と思って舌の裏をみると、ビッチリ口内炎ができているというパターン。

そして今回は大小含めて、36個。最初は20数個でしたが、徐々に増えてしまいました。下唇の裏に10個、舌の裏に20個、舌先に小さいのが6個くらい。ちょっと意味わかりません。

ピーク時は本当につらかった……

朝、舌が痛くて目が覚めて、痛みで歯を食いしばり続けるのであごも歯も痛くて、痛み止めもきかなくて……処方してもらった口内炎用の塗り薬「ケナログ」は、塗ると一瞬痛みが軽減されるので信頼しているのですが、今回ばかりはケナログも太刀打ちできず。


痛みというのは本当に人の精神を蝕みますよね。

常にベロがしびれつづけて、激辛カレーを塗り付けて剣山を刺されてるみたいな痛みがあるのに、ご機嫌でいられるわけがない……!!!

つい子どもに当たってしまって、あとから謝ったり、自己嫌悪になったり……


でも「口内炎がつらい」といったところで、「うわ~大変だね」とはなるものの、横になって休みたいというと「たかが口内炎で…?」という反応が多いのも事実。それにワンオペ育児なので、休みたいといったところで代わりになってくれる人もいないのですが……

■自分を労わる時間は、自分でつくるしかない

「疲れた。休みたい」

と言ったときに、

「お疲れ様。今日はゆっくり休んでいいよ」

って、誰かに言って欲しいだけなんだけどな。

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子どもを育てることって大変ですけど、すごく幸せでもある。うちはちょっぴり手がかかりますが、大変なりに発見も多くて、感動することも多々あります。でもそんな幸せや辛さを芯から共有する人がいないというのは、やっぱり孤独なものです。

ママ友と話しても、これからどんどん子どもが手を離れて自由になるのを楽しみにしている家庭と、これからどんどん手がかかっていく(しばらくしたら父の介護も入る)うちの状況とでは、見えている未来が違う。


お金を使って外注して休む時間をつくるっていうのももちろん大切なんですけど、そうではなくて……自分の疲れを分かってくれる誰かから、労わる言葉がほしくなる。でもそれを人に言うと、なんだか暗くなりそうなので、できないんですよね。


そんなとき、私は自分と対話します。

私は私の中に、違う目線をもった自分がいます。例えるなら、私という車(肉体)に乗っている運転手みたいな存在です。

「今日も洗濯機を3回まわしたよ。よくやっているよ。えらいえらい」
「ぜんぜんできてないって?今日1日で家事も仕事も進めたじゃないか!」
「この車の脳みそはすぐに悪い方向に考えがちなんだよね。またクセ出てるよ。今だって床掃除を一人で頑張っているじゃないか。上出来だよ」

この運転手は、私のいいところも悪いところも客観的に見つつ、私を褒めて肯定するためにいます。

自分のやっていることを客観視して、ひたすら褒める。娘が汚した絨毯を頑張って洗っているとき、家事をする気力が消え去ったとき、なにもやる気がおきないとき。運転手を呼び出して褒めてもらいます。

これがなかなかパワーがあって、褒めてもらっているうちに「そうだよね、私よくやっているよ」と自信が戻ってきます。ときに、休むことに罪悪感を感じていると「ガソリンがなくなるまで走り続けて、エンジンも疲弊してるんだから、栄養とって休まないと明日動けないよ」と休むことに対して背中を押してくれることも。


でも、この運転手は今のところ、私が意識して呼び出さないといけないので……つらいことに気づけないとついやりすぎてしまうのですよね。

■やりすぎてしまった自分へ

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体がつらくなると、本当にメンタルも追いつかなくなります。このへんのバランスをとることは、私の課題でもありますね。

最近、仕事の内容や時間も大きく見直しています。働き方・稼ぎ方・使い方。体が疲れるまで毎日頑張ってしまわないよう、休みをスケジュールに組み込みつつ、子どもにもゆとりをもって接することができるように。

旅行はおろか、電車ものれず、遠出の外出もままならず(コロナ禍もそうですが、娘が電車・家以外のトイレを拒否しているので)、ママ友の「2駅先の広い公園に行こうよ」という誘いにものれない……そんな毎日です。でもそれ自体は、けっしてつらいことではないんです。

疲れたときに「お疲れ様」って労わってくれる人がいないこと。


孤独というのはなにも特別なことではなく、どの立場の人も等しく感じているものだと思います。結婚しても、子どもがいても、仕事があっても。どの立場であっても孤独なら、自分だけは味方につけておきたいところですよね。自分でちゃんと「お疲れ様」って言ってあげよう。


う~ん、うまく締められなかったけれど、心はだいぶスッキリしました。


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倉田エリ|出版コンシェルジュ
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