そうなんですよね
わかりみが深すぎる。
夢とかやりがいとかなくても生きていけます。
『「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本』南直哉さん著を読みました。
南さんは僧侶で、永平寺で20年近く、恐山の院代で10年以上過ごされているそうです。
『この本は、今まであってきた方たちとの対話の中で感じたことや、日頃私が僧侶として考えてきたことをお話していきます。仏教そのものを学ぶ本ではありません。仏教というツールを使って、こだわりや執着から起こる苦しみの正体を知り、その取扱い方を身につける本だと思ってください』
本の中に「生きがい」や「やりがい」を造る必要はまったくないって書いてあって、それでいいんだと思えました。
『そんなものがなくても十分生きていけます』
そうなんです。
わかりみが深すぎる。
『「理解」という言葉の意味を正確に言うと、「合意された誤解」です』
なっとくです。
そうなんですよねー。
読んだ人によっては冷たく感じるかもしれませんが、私にとってはそうですよね、と私の考えもそうですと、うなずきまくりでした。
前向きに生きることに疲れたとき読んでみたら、突き刺さるか、励まされるかわかりませんが、おすすめします。
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