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"寒"の愉しみ

 旧十二月十一日。寒に入って三日。南岸低気圧の通過で荒れる日曜日となりました。この低気圧が去った後は冬将軍に支配されそうです。

 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。平成二十九年も、いろいろなイベントでお楽しみ頂けるよう活動してゆきたいと思っています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 昨日の土曜日(1月7日)は、新暦の【人日の節句】。スーパーマーケットや八百屋さんには七草粥のセットが売られ、SNSなどでも七草粥の書き込みがたくさん上がっていました。寒の入りの頃、お正月の飲んだり食べたりで疲れた胃腸に七草粥は温まり、癒しになりますね。

(上の写真:江戸川区一之江にある「抹香亭」で展示されている春の七草。よーく見ると、奥には江戸川区発祥の野菜「こまつな」も仲間入りしています)

  "暮らしのリズム"では、「五節句は旧暦で」を提唱しています。今年の旧暦一月七日は2月3日。二十四節気の【立春】前日です。つまり【節分】と重なります。ぎりぎり寒の内ですが、新暦の人日と比べて日の出は10分早く、日の入りは26分も遅くなっています。強くなった日差しはしっかり地面に届き、地温を上げ、春の七草が芽吹く頃になっているでしょう。
 七草粥セットは売っていませんが、好みの野菜や薬味でお粥を炊いて温まりましょう、節分なので大豆を混ぜた豆粥もいいかもしれませんね。平成二十九年も健康に参りましょう!

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