読書感想:生物はなぜ死ぬのか 著:小林 武彦
■読書感想その3 22-3-26
生物はなぜ死ぬのか 著:小林 武彦
https://www.amazon.co.jp/dp/4065232171
今週は頑張って3冊読みましたー。
昨日はワクチン三回目の副反応で会社を休んだので、その時間で読書にいそしみました。
■内容
生物学的に、単細胞生物から、人間まで、なぜ死ぬ必要があるのか?どうして、そうやってプログラムされているのか?が詳しく書かれています。
■読んだ理由
最近死生観に興味あり。
死を強く意識した人の行動は、強い信念を感じ、魅力的に思うため。
■印象的だったこと
・人(有性生殖)の子供は親より多様性を持っており生存確率が高く、親より優れている。
・多様性のために死ぬ
・死ぬのは必然。生まれてくるのは偶然。
・細胞の老化は、細胞が劣化して不具合を起こす前に、老化させて免疫細胞に除去される。しかし身体が老化してくると老化した細胞が処理されずのこり、老化した細胞がサイトカインストームを発生し免疫の暴走などを引き起こす。
・地球に生命が誕生し進化してきたの確率は、25mプールの中に、時計をバラバラにしてかき混ぜたとき、勝手に組みあがってさらに動き出すくらいの確率。
■今からどうするか?
いずれは必ず死ぬ。
しかし今、生きていることは偶然。生きているだけで偶然のラッキー。
どうせ死ぬなら、楽しく、行きたいように生きようと思う。
その前提で今日から活動する。
明日死ぬかもしれないけど、あと80年生きるかもしれない。そうやって死生観を健全に持って、今日を生きたい。
■3か月後どうなりたいか?
いつ死んでも良い覚悟で、やりたいことができるようになる。
あと80年生きる覚悟で、今日を生きる。