読書感想 22-3-26「20円」で世界をつなぐ仕事

「20円」で世界をつなぐ仕事 著:小暮真久(TABLE FOR TWO International 代表理事)

https://www.amazon.co.jp/dp/4478105502

友達から勧められて読みましたが、面白い本でした。

■内容

著者はNPOを運営。

この「20円」とは、アフリカのことどもたちの1食分の値段。

日本人かすれば、財布からなくなっていても気づかないような金額。

しかし、アフリカ最貧国マラウィなどでは、この1食で子供たちの命が救われる。

一方で、日本では飽食の時代で、むしろ食べる量を減らしたい。という、アンマッチな状況が起こっている。

そこで著者は、日本の大企業の社員食堂などでヘルシーな給食を提供し、その代金にこの20円を寄付金として含んで、これをアフリカに届けるNPOを運営しておられます。

このNPOならではの、日本人からの偏見や、運営の難しさ、またそれでも著者がやり遂げたい使命感。それらが刺激的でした。

■感想

このところ、経営者の方の本を読んだりしました。

ソニー平井さん、元マイクロソフトの中島聡さん、社長専門コンサルタントの一倉定さん、今回の小暮さんetc・・・

皆様の著書を拝読すると、一般人とは全く異なる大きな仕事を成し遂げておられます。

その大きな仕事を成し遂げるための要因として、これらの本全てに共通することは、

「著者の生い立ち」が書かれていること。

全ての本にです。

(もしかしたら、「そういう風に書いてください」と、決まった本を書くルールがあるかもしれませんが。。。)

これから推測するに、成功した人、成功出来る人は、自分自身を丁寧に分析して、何が自分の信念か?自分の得意か?自分の幸せか?何は絶対にしたくないか?

それらが大変に明確だった気がします。

そしてそれらは、生い立ち、生まれた環境、育った環境、学生時代、社会人での経験。それらの経緯から、現在の自分自身を把握し、それらに従って行動されてきたのだろうと思いました。

想像ですが、最初からそうではなく、社長・代表としてやって行くうちに、自分自身がどうしたいか?を追求した結果、自分自身を振り返るざるを得なかったのではないでしょうか。

それができたからこそ、迷っても、困っても、たった一人でも、自分の判断に責任をもち、「こうするしかないっ!」と、決断してこれたのではないでしょうか。

■これからどうする

・自分の生い立ちを振り返る

何が得意で、何ができる、何が好き、どうして好き、どんなことしてきた?どんな時嬉しかった?どんなとき悲しかった?どんなとき、「これだけはやりたくない!」「やりとげたい!」強い思いを持ったか?を振り返る。

■3か月後どうなっていたいか?

信念に従う仕事をする

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