【読書感想 「コーチング脳」の作り方】
【読書感想 「コーチング脳」の作り方】
最も心が動いたコーチングの本でした。
■「コーチング脳」の作り方 著:宮越大樹
https://www.amazon.co.jp/dp/4827212783
コーチング友達のおススメで読ませて頂きましたが、最高でした。
7割以上のページをドックイヤーしました。
コーチングの本は4,5冊は読みましたが、もっともエピソードが心・頭に残りました。
他にもコーチングを体系的に書かれ、読みやすくわかり易い本はありますが、具体的にコーチングで何ができるか?どんなことが起こるか?なぜコーチングは素晴らしいのか?が大変に良く理解できる本でした。
それはこの本のエピソードが、著者の体験を生々しく非常にリアリティに溢れて表現されているからだと思います。
あたかも自分が追体験をしているかのように、物語に入り込めます。
他の本にも実践例はあるのですが、それはありきたりで名前もないような部下と上司だったりして、いまいち想像できない、印象に残らないものばかりでした。
本書が説く『心が強く動く体験をしたときに、人は意識を変える』を、まさにこの本で表現しておられます。
またこの本はこのサロン・赤羽メソッドととても相性が良いと思います。
・一生懸命に人の話をきくだけでもいい。
・変えようとするな。知ろうとせよ。
・相手を知るために質問する。これをインタラクティブリスニングと呼んでいる。
・自分にも他人にも様々な側面がある。
・観察力を磨くことは直観力を磨くこと
また他のコーチングの本とは全く違うところがあります。
それは自分(コーチ)のことをベースに書かれているところです。
まずは自分の夢や大切なものを理解しよう。自分の過去を振り返ろう。
コーチ自身の基盤を整えよう。自分の人生を生きている度合いをあげよう。と全300ページのうち150ページほど書かれています。
これも自分にとっては大変勉強になることで、他人に幸せに、より良い明日にしてもらうためには、まず自分で自身をコーチングできなければ、全く話にならない。自分が出来ていないことを他人などできる分けがない。と、この本を読んで思いました。
今丁度、自分自身の幸せや、生き方、仕事の取り組み、熱意、夢などを見直しているところだったので、とても心に刺さりました。
■読んだ狙い
・アクティブリスニングスキルの向上
・コーチングのさらなる理解。スキル向上
■印象的だったこと
・まずは自らの人生を生きる
・変えようとするな。知ろうとせよ。
・話を聞くときは、映画を鑑賞しているような感覚
・制約を外して未来を考える
コーチは叶えようのない夢を描かせて絶望させてたいわけではない。
制約を外して考えた夢から大切な何かを別の形でかなえることはできる。
部分的でも実現化していく手段を考えていく。
・あなたの関心が世界を変える。
可能性のスイッチを入れるのは私たちが相手に向ける「関心」
■いまからどうするか?
過去の自分の心が動いたエピソードをメモ書きで深堀する。
自分が何に充実感を感じ、何に感動して、行動を変えて来たのか振り返る。
自分の人生、幸せを見つめなおし、成長・勉強の熱意を加速させる。
仕事を通じて今自分ができる夢を実現する方法を見つけます。
■3か月後
自分の幸せと相手の幸せを両立できるようなコーチング、アクティブリスニングができるようになる。
具体的には、相手の本心・やりたいことを引き出せるようになる。自分の質問により相手のエネルギーレベルがドンドン上がっていくことを感じる頻度を3倍にする。
以上、読んでくださってありがとうございました。