もしも・・アンリ・マティスの世界が、ヨシダ コウブン・ワールドだったら・・
アンリ・マティス（1869〜1954）は20世紀の美術史を代表する巨匠です。84歳の長命を全うし、その長い画業のなかで、ひとつのやり方にこだわることなく、あらゆる技法を取り込み、新しい技法も発明しました。
日本では今年、東京上野の東京都美術館において20年ぶりとなる大規模なマティス展が開催され、注目されています。１）
筆者の住む芸術文化都市・倉敷市の大原美術館には、マティスの油彩画が2点所蔵されており、市民の誇りになっています。表題の画像は、大原美術館所蔵の「マティス嬢の肖像」２）（1918年）の部分です。
突然、唐突ですが、もしも・・アンリ・マティスの世界が、ヨシダ コウブン・ワールドだったら・・と妄想しました。
生前のマティスは、「芸術とは、人を喜ばせたり気持ちよく感じさせるためにある」と述べていたので、自由な妄想の世界も寛容に許してくれると信じます。
まずは、油彩画「音楽」です。
ヨシダ コウブン・ワールドは、こちら。
つづいては、油彩画「ダンスⅡ」です。
ヨシダ コウブン・ワールドは、こちら。
この空気感は、いかがでしょうか？
しばし、楽しんでいただけたら嬉しいです(^_^)。
文献・引用画像
１）オルレー・ヴェルディ・他編：マティス展.朝日新聞社, NHK, NHKプロモーション, 2023.
２）大原美術館：大原美術館Ⅰ海外の絵画と彫刻ー近代から現代までー. 公益財団法人・大原美術館. 2016, 目録49
３）天野知香・著：もっと知りたいマティス 生涯と作品,. 東京美術, 2020, P24-25