「北欧風」って、どんなだろう?
コラム464:「北欧風」って、どんなだろう?
イラストでも描きたいと思って、いくつかの本のまねっこをしています。サラ・ミッダという英国のイラストレーターのマネとか、雑草の本のスケッチを作ったりとか。画材はペンと色鉛筆だけなので、それなりですが、遊びとしては面白いです。
その中に、本で「北欧風」イラスト、というものがあり、模写するのがとてもおもしろいです。鳥や家などのシンプルなイラストでも、なぜかそこには「北欧風」のエッセンスがあるのです。
ですが、「北欧風」って、どんなものでしょうか?色が違う?画風?本当にちょっとした差異で、下手なイラストと、北欧風テイストの違いがありそうです。
例えば、リサ・ラーソンの作品などは、「へたうま」の領域で、ラフなスケッチの犬猫などが多いです。普通の人が描いたら、落書きになりそうなものを、芸術にまでなるのは、何が違うのか、さっぱり分かりません。
ひとつ言えることは、対象物をよく観察している、ということが分かりました。動物は動きをよくみているし、植物は種類の理解が深いようです。色彩も自然からとっているような。
温かい色使い、大胆な構図、普段使いによい親しみやすさ、といったところでしょうか。
私のイラストは、まねっこの、落書きにしかなりませんが、これからも楽しんで落書きしたいと思います。
以上
クララ
2023年5月11日