片付けの師匠はこんまりさんとキングストンさんです
コラム510:片付けの師匠はこんまりさんとキングストンさんです
片付けや断捨離は、自分では思いつきませんでした。また、本を読んで決意してから、実際に片付け始めるまで、2年くらいかかった気がします。
お師匠と言えるのは、近藤麻理恵さんの「ときめき」の片付け、ときめくものだけ残して、捨てちゃえという考え方と、カレン・キングストンさんの「ガラクタ捨てる」本です。どちらも、英語のオーディオ・ブックでも何度も聴いていて、ときめきはspark joy、ガラクタ捨てるは、clutter clearingといい、心に残るものです。特にキングストンさん本人の読むオーディオ・ブックは、穏やかな声で知的にお話になっていて、何度も聞き流すのにも最適です。Audibleにあります。
ときめく洋服だけ残す、というのは難しくて、あまりときめかないものも残るのですが、彼女の独特の洋服のたたみかた、重ねるのではなく、一目で分かるように巻いて並べるやり方は、重宝しています。また、片付けの順番も参考になりました。思い出の品から片付けない、とか、ゴミを母親に見せない、というとことは、身を持って体験しました。(母にゴミを拾われてしまった)
キングストンさんの片付けは、基本的には風水に基づくもので、風水自体には関心がないのですが、何か「気の流れ」のようなものはある気がして、あちこちのコーナーをすっきりさせています。うつ病など、メンタルの問題を抱える人は床にモノを置く、というのは耳が痛かったです。とにかく、床からいろいろ拾い上げて収納しました。すると床が見え、家が広く感じられます。気分もいいです。
片付けは、自分の人生の見直しといってもいいくらいの大事業だと思います。メンター(お師匠)をもつと、とてもやりやすいと感じました。ミニマリストになるのは、レオ・バボータさんの本が参考になりますが、まだまだその境地には至っていません。
遠いミニマリストのゴールをめざして、今日も鋭い目でゴミを探しつつ、「なんでこんなガラクタにお金を使ったんだろう」と、自責の念にかられます。ガラクタをクリアーにして、少しでも節約志向のヒトになりたい、とも思います。稼いだ分は皆、ガラクタに消えていった気がするほどです。
まあ、前向きに、ポジティブに、今日も片付けをすすめたいと思います。
以上
クララ
2023年6月6日