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【珍】 今世の寝床紹介
初めてブログなるものを書いてみます。
この地球に生まれ落ちて、思い返せば様々な場所で寝て起きてを繰り返してきました。そんなどこでも寝れる僕が今まで一夜を明かした場所を紹介しようと思います。
誰に需要があるのか 謎of謎 ですが。
お金がかからない場所にフォーカスしていきます。
ビンボー学生必見になります。どうぞよしなしに。
《駅》
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ビンボー旅行者にとっては最もオーソドックスな場所。
出発時間が早い登山では、“駅寝(ステーションビバーク)”を頻繁に行う。終電後の公舎内で最低限の装備で始発電車まで寝る行為のことだ。登山の主要駅では寝てるやつがたまにいるので駅員さんから注意されづらいのだ。ただし見過ごされているだけだと言うことを忘れてはいけない。
甲府駅では通路で。早朝4時のバスに乗るためにステビを初めて決行。味を占めたので次に信濃大町駅に決定。外のベンチで寝てる同士がいたので横にお邪魔させて貰った。甘い蜜を吸いまくった僕は韮崎駅や茅野駅でも寝てきた。2つとも暖房完備だったのでとても爆睡出来た。真夏の松本駅ではコンコースの風通しが悪く蒸し暑かったので外のベンチで寝た。
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北海道へ弾丸自転車旅に出かけた時は咲来駅にお邪魔させてもらった。無人駅なので不安もあったがとても良い経験が出来た。
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横浜駅では過去3度程寝させてもらっている。いずれも終電を逃したり、終電電車に乗ろうと駅に向かったつもりが通路で寝ていたりした。人通りも多く危険なのでオススメはしない。ホームレスと間違われ一緒に起こされた“ジョン”と意気投合し(言葉ほぼ通じてないがお互い酔っている)足りない電車賃(200円くらい)を借りた思い出もある。また成人式の日の翌日のことである。横浜駅周辺の公園のベンチで寝ていたら警察官に起こされた事がある。なんと着ていたはずの服がピカチューのコスプレに変わっているではないか。財布も携帯もなく交番で尋問され続け、「酒なんて今後飲むもんか」と血の誓約を硬く結んだ。
※寝る際には迷惑をかけないようにしよう。決して酒盛りはしないように。
※終電後に就寝、始発前には出発が基本。
《海辺、河原》
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心地よいさざなみと暖かな日当たりに心を奪われ、“就寝欲”を掻き立てられる場所だ。
家の近くに海がある。何度か寝てきたが毎度目覚めの良い朝を迎えられている。軽く昼寝をしたつもりが起きたら早朝なんて事もあるぐらいだ。どうやら寝過ぎていたようだ。
心身疲れ切った状態で夏の鬼怒川で寝ようと試みた事がある。暑さと虫の多さでとても眠れる状況じゃなかった。後々公園に移動し、芝生で寝たが、底冷えと蟻が身体中を駆け巡りあまり眠れず夜を過ごした。装備大事です。
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【番外編】
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突然始まりました、快適に寝るためにあったらいいな♪なお立ち寄り情報を発信していくコーナーです。
・幕営装備 (テントやツェルト)
言わずもがな、あったら便利♪です。設営に時間がかかり準備が必要になります。すぐに撤収出来ないので、駅や公園などでは使用不可能。勇気ある方は声かけられないかビクビクしながら夜を過ごしましょう。
・就寝道具 (マット、シュラフ、ハンモック)
マットを敷き、シュラフ(寝袋)で寝れば底冷えも少なくどこでも寝れます。程よい間隔の木がある場合はハンモックが有効です。宙に浮いているので底冷えも少なく快適に寝れます。寝るのには多少コツや慣れが必要ですが。
・マスク
黒いナイロンマスクは汚れが目立たないので、“不潔”を気にしない僕にはうってつけの装備だ。就寝時、目元にマスクを“被る”と“アイマスク”に大変身だ。
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《バス停》
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北海道のバス停は扉付きの避難小屋のように進化している。まさに4つ星ホテルだ。
北海道の「奥美葉牛」というバス停で寝た事がある。凍えながらの初めてのバス停泊の感想は、“経験”としか言えない。
《公園》
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金もかからず寝ようと思ったらとりあえず行ってみる場所。
市街地の公園では“ヤバいやつ”と思われ恐怖を与えてしまうので避けるべきと考える。
数々の公園で寝ようとした経歴を持つが、大抵終電を逃した理由(ため)だ。だが寝っ転がれるベンチが意外にも少なく快眠だった記憶が少ない。ヤンキーに絡まれたり、おっさんに触られて起きた事もしばしば。
そこでオススメなのが“東屋”だ。東屋は足を伸ばせるほど平らなベンチがありテーブルも付いている。東屋があればいつでも眠れるよう目を光らせておこう。
《空港、フェリーターミナル》
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電源、Wi-Fi、水場、トイレなどが付随している国際空港はまさに5つ星ホテルだ。
寝ている同志達もいるならば心強い結束感で朝を迎えられる事だろう。
ロシアへ山登りをしに行った時に成田空港で前泊した事がある。宿泊専用の場所もあったが、ワクワクして全っ然眠れなかった。今すぐにも泊まりに行きたい程オススメの場所だ。
味を占めた僕は千歳空港でも“寝てやろう!”と気合い入れて向かったが、夜は閉鎖されてしまって眠ることは出来なかった。フニャフニャに萎えた僕は苫小牧までチャリを漕ぎ、翌日利用するフェリーターミナルへ向かった。Wi-Fiも使え、平らでクッション付きの胸がぐっと熱くなるベンチもあった。警備員に事情を話したら余裕で了承を得れ、爆睡をかます事が出来た。
《道の駅》
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車中泊をしている人が多く、“秘境”な場所にありがちな道の駅は奇異な目で見られる心配が少ない場所だ。
うん、知らんけど。そう信じている。
韮崎道の駅では堂々とベンチで寝させてもらった。トイレへ向かう人も少なくなく爆睡は出来なかったが、日の出と共に山へ向かう事が出来た。
《ネットカフェの駐車場》
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Wi-Fiを使えるだけで迷惑である事には違いない場所なのでオススメしない。
年末年始の事である。山から下りてきて長野県松本の快活クラブに泊まろうとすると財布の所持金が底をついていた。ATMでお金を下ろそうにも年始なので下ろせない。お金がない。他に行く場所もないので駐車場の端で店に寄りかかりえっくすびでおを見ながら寝た。普通に寝れた。疲れていた事と装備がしっかりし、身体が“暖まっていた”からだろう。
以上がぼくの経歴である。
タメになったなら大変喜ばしい。
これからも寝れるチャンスがあれば是非“モノ”にしていきたい。次の新しい境地が開かれる事を切に願う。
また「雪洞泊」、「廃屋泊」、「公衆電話泊」は“緊急事態”の選択肢として多いに役立たせようと考える。
まだまだ触れてない世界もあると思うのでこれから何をするのか分からないぼくの経験が楽しみだ。