見出し画像

小さな発表会で思ったこと① 思わぬミス

最近演技を若干急いで覚えていたのですが、それはなぜかというと「この人にぜったいに手品を見てもらう!!」という日が差し迫っていたからです。

その人はマジックを学んでみようかと思ったきっかけの一つであった人。
その人に向けて手品を発表する日のことを己の中で「小さな発表会」と呼ぶことにしました。
本人にはそんなふうには伝えていません。むしろあまり重く捉えてほしくなくて「ちょっと見てやってよ」くらいにささっと話をすすめました。なにはともあれ自己満なので。

しかし肝心のその内容ですが。

正直今までやったことない失敗ばかりを繰り返し…!!演出のミスやど忘れが多く、現象については心許ないながらリカバリーを経て目的のものに収束していたので手品の形はぎりぎり成した?という感じ。

上手くできなかったのは残念だけれど、出来るだけはやったという気持ち、そしてコミュニケーションの一端としてよい一時になったかなというのは前提で以下の反省を。

下手ながらも、もっとレクチャーでの留意点などを完璧にして演出を見せてあげられたならもっと喜んで(理解して)もらえたんだろうな…とか思ってしまいます。
手品の性質上、2回は見せられないもの。
そんな「最初で最後の一回」をもらうのだから、それに全部注ぐくらいの気持ちでもっと勉強を重ねればよかったなと今更思うのでした。

大事な機会に、痛いことを身をもって学んだなと思います。
やっていることのレベルは低い段階ではありますが、なんというか一応これでも真剣なのです。
ない頭をふりしぼって楽しんで勉強しているのです笑

何事もその一回に「もっとやれたはずだ」と思える心をこれからも大事に、とも思いました。

失敗の種類

手品をやっていると、しばしば楽器の演奏をしていたときと重ねてしまいます。(そちらも趣味程度の話です)
どんなに練習を重ねたつもりでもいざ人前でやると「こんなパターンの失敗ある?」っていうのがボロっとでてきます。

力みすぎて違う音に指がとんでってしまったり、そもそも手が震えて思ったところに指が開けなかったり。いつも簡単にできていて失敗したことないところが急にぶっ飛んでしまったり。色んなパターンの失敗を経験してきたなって思い出しました。

きっとマジックもそんなもんかなと思っていて、今回のことも必要とする以上には凹んではないし、今ある手札でやり切ったことに関しては己を卑下したりはしてないです。

楽器やってた当時は人前で演奏することが嫌いすぎてずーっと心閉じていて「今回も何とかやりすごした…」くらいの感想しかもててなかっのですが、今更ながらあれは表現全般に通ずる良い経験をさせてもらえてたのだなと、ありがたく思えます。

小さい発表会という一つの目標を終えて、一旦燃え尽きてしまうのでは?という懸念がありましたが、まだまだ読みたいマジック書籍なども沢山ありますし、モチベはあまり前後変わってないようにも思えます。
今回をふまえて簡単なトリックであっても演出面を大切に演じれるようになってみたい欲もありますし。ぼちぼちと今までのようにまた続いてくかもしれないですね。

今回は大事な場面でのミスから考えたことについてですが、次回は同じくこの時に「演技」について考えたことをまとめてみます。

今日のイラスト

新規キャンバス2

ミスった感じのイラスト。盛大だわこれは。

いいなと思ったら応援しよう!

くらもと
サポートいただけた場合、マジック用品やマジック関連のなにかにお金を使わせていただきます!

この記事が参加している募集