海風に包まれながら巡る真夏のアート:葛西臨海公園 「海とつながる。アートをめぐる。-Harmony with Nature-
こんにちは
暑い日が続いてますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
ボクはと言えば体調崩してから約1ヶ月、ずいぶん回復してきました。
途切れ途切れになっているnoteも少しずつ綴っていこうと思います。
さて、それでは
本題に入っていきたいと思います。
現在、葛西臨海公園でアートインスタレーション「海とつながる。アートをめぐる。Harmony with Nature」というアートイベントが開催されています。
だいぶ体調も良くなって来たので、リハビリ的に見に行って来ました。
良くなってきたとはいえ、真夏の真っ只中。
どのくらい自分が動けるのか、も掴めてないですし、そこは身体と相談しながら。
しかし、そこに行ってみると
気持ちの良い海風に包まれた場所でした。
ということで
涼しい処でご覧いただければと思います。
|海と自然に囲まれた公園・水族館
ではまずは葛西臨海公園で開催されているアートイベントの概要を知っていこうと思います。
上記の概要文にもある通り、葛西臨海公園は
海と自然と人とが交わる場、だと思います。
それが印象的に感じさせてくれるのが海風です。
アートイベントに行った日も朝から太陽の日が注いでとても暑い日でした。
ただ公園内に立ってみると南から風がよく抜けてくるのがわかります。
ちょっと湿り気があって冷んやりした風、さらに木陰に入れば熱された身体には程良さを感じさせてくれます。
というように、葛西臨海公園が海風に包まれた空間であることが前提としてあって、その上でアート作品を見ていくと、この場所の意味合いが深まるのでは、と思ったりもします。
そこに水族館もあって、海と自然がとても近い距離感でボクら(人)を迎え入れてくれます。
|海と向日葵とアート
では、ここからは今回のメインであるアート作品を見ていこうと思います。
作品は公園内のクリスタルビューとひまわり畑で分かれています。
▼蜷川実花 with EiM
(クリスタルビュー)
建築家 谷口吉生氏が手掛けたクリスタルビューというガラス張りの建築に蜷川実花氏がインスタレーションとガラス面に写真(蜷川作品)がラッピングがされています。
個人的に尊敬する建築家の1人である谷口吉生氏の作品と蜷川実花さんの作品が掛け合わせられている、と聞いただけでも興味が湧いてしまいます。
では続いて「ひまわり畑」の作品を見ていきます。
▼落合陽一(ひまわり畑)
▼河瀨直美(ひまわり畑)
▼平子雄一(ひまわり畑)
ここひまわり畑は4万本もの向日葵が植えられていて、まさに向日葵が空間を作っていると言えるエリアです。
そうした中に、各アーティスト達の作品が点在していて、それぞれの視点で向日葵と自然、そして空間を捉えた作品だと思います。
ひまわり畑もきれいですし、どの作品も見ていて飽きない作品ですので、ぜひ一度体験してほしいです。
また各々の作品の解説は、
下記のサイトからご覧いただければと思います。
またアーティスト作品ではありませんが、水族館の「空の広場」では数分おきに通路に霧で覆われる演出がされています。
▼葛西臨海水族園 霧の演出(空の広場)
撮影時、思ってる以上に霧(水蒸気)で覆われて危ないので離れた場所を警備員さんが案内してくれました。
ありがとうございます。
皆さんも行かれた際には、気をつけてくださいね。
|言葉の力
ここから先は、ボクの雑談的なお話です。
読み進めても良いですし、スルーしても問題ありません。
今回、ひまわり畑で体験して面白かったのが河瀨直美さんの作品です。
言葉の力、それを感じた気がしたんです。
河瀨直美さんの投げ掛けられたメッセージボード(作品)、それを見てからひまわり畑を見ると映画のワンシーンが浮かんで来るような、いや、そこにいる人たちがすでに物語の一部ではないだろうか、なんていう風に見えてきてしまいます。
そう、投げ掛けられたメッセージを見なければ、只々ひまわり畑が広がっている風景。
錯覚ですし、先入観なんだと思います。
映画作家さんならではの作品で、メッセージ一つでひまわり畑の印象を変化させてしまう、ボク個人的に面白い体験だったなぁと感じています。
作品のメッセージについて思いを馳せるのも一つですので、皆さんがどう受け取るか、それも楽しみなところでもあります。
現代のボクたちは日常的に言葉(例えば情報)で覆われています。
言葉について改めて考える時間にもなるのかなぁなんて思ったりもします。
ということで、
久しぶりに出向いてnoteを綴る事ができました。
ただ、暑さと体力の無さを感じて無理せず早々に切上げたっていう感じです。
アートイベントは8月18日まで開催しています。
朝(9時頃)に行くと暑さもそこまでではないので良いかもしれません。
それではここまでお付き合いくださりありがとうございました。
ではまた
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