絶望するには早すぎる
突然の新企画です。本を読むのが好きで、心に響くことばを時々書き出すことにしました。他にもいくつか考えている企画があります。
老前整理®は生き方、暮らし方の問題です、枠にとらわれず、いろいろなことを自由に書いていこうと思っています。
オリンピックで実力が出せなかった選手、コロナの影響で仕事がなくなった人、これからの希望が持てない人、たくさんの人が絶望しているでしょう。
最近読んでいるイギリス12世紀の修道院が舞台のエリス・ピーターズ『聖域の雀』のなかに、修道士カドフェルが殺人者として追われている旅芸人の若者(無実)に対する次のことばがありました。
「・・・絶望するには早すぎる。絶望というものはいつも早すぎるものなんだ。このことを肝に銘じて、元気を出すんだ」
この部分で、絶望している人が、信頼している人からこのような言葉をかけられたら、どう思うだろう? 周りにそういう人がいないことも絶望を深める一因かもしれない。
と、絶望するには早すぎる について考えました。
最近以下の記事を見たせいかもしれません。
・コロナ禍で自殺者3200人増か…失業率との相関関係基に試算 2021・7・24 読売↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd06f245ef74f8a9481c6a7f6c7d770b409e3a1c