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私の母は私の気分を害す天才

はじめに伝えておきます。
私は母のことが好きです。

だけど時々トラウマになるような、コンプレックスに棘を刺して来ます。反論すれば認めた気になるのでその代わりに死にたくなります。











今日あったこと。

とある推しの撮影に私は参加した。
その夢のような出来事を私は母に話していた。
撮影から1ヶ月が経ち、そろそろその撮影した動画も公開される頃だと家族で盛り上がって話していた。

どんな感じかね〜。映ってるかね〜。
エキストラとしてたくさんの人数がいたから、まず私が映るかなどの色々な妄想を膨らませて私もワクワクしながら楽しい気分になっていた。

そしたら棘を刺して来た。

「でもさ、(推し)のライブ映像とか見てて思うけどさ、画面に抜かれる子全員可愛いじゃん。映るかね笑笑笑笑笑笑笑笑」













死にたい。

今になればその場の空気を凍らせてやればよかったと思っているけど、空気が悪い状態になるのが苦手な私はその場を上手くやり過ごした。親にもそんな気の遣い方をする私。

死にたい。顔に自信がないのは自分が1番わかりきっている。なのにどうしてわざわざ他人が、いや、他人じゃないのか、血は繋がってるのか、とはいえ "他人が" と言いたくなってしまうような発言をするのだろうか。
いくら自分が産んだ子だからといえ、言っていいことと悪いことがあると思う。

私の最大限の仕返しは、今母親が携帯の操作を聞いて来たけれどそれを「今無理」と突き放すことだった。

本当は言われたその時目の前にあった、アジフライの食べ終わりの食器をリビングに投げつけてやりたかった。目の前にあったペットボトルの濃いお茶を、キャップを開けてリビングに撒き散らしてやりたかった。

そんなのは脳内だけで終わらせた。
少しだけスッキリした。













言葉の傷はとても深い。

もしかしたら数日後に忘れてしまうかもしれないが、来年ふと思い出して、死にたい気持ちに上乗せされた時、それはどうなってしまうかを考えるととても恐ろしい。言葉は簡単に人を傷つける。傷つけた棘のある言葉は簡単に人を殺す。比喩表現ではなく、殺してしまう。












最後にもう一度伝えておくが、私は母のことが好きだ。

棘のある言葉を言ってしまうところは好きになれない。一生嫌い。トラウマ。苦手。やめてほしい。辛い。苦しい。だけどそれに対して私は傷つけようとは思わない。私が一生、勝手に、傷つくだけ。

そう言われないようにしようとも、今日みたいに顔面を馬鹿にされてしまったら(笑)
どうしようもないでしょ(笑)

せめて家の中だけはどこまでも平和で、優しくて、温かくて、過ごしやすくて、傷付かなくて良い場所で有りたかった。無理なんだな

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