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初めての病気
どんなに小さい病気でも、やはり、はじめてかかると怖かったりする。
私は先日 "リンパ節炎" というものにかかった。
場所は耳の下の少し後ろらへん。もろリンパである。
私は耳が弱いので毎日そのツボを押してグリグリする習慣がある。
その日もそのツボを押していた。
押すとその日は飛び上がるくらい痛かった。
横を向くだけでも耳下に違和感があり、張っていて痛みが伴った。押し方を変えてみるとしこりのようなものがあった。
次の日には病院に行った。
最初は変に逆立ちをしてみようと思い立ったり筋トレをしたせいで、肩の凝りや腕の筋肉痛の延長線上で耳下にも痛みが出ているとも思ったが、しこりがあるのは怖かったので2時間待って 診察室へ。
先生「リンパ節炎ですね。薬を出して様子を見ましょう。長ければ治るまでに1ヶ月かかることもありますが、1〜2週間で治ると思います。しこりが大きくなればまた大きい病院を紹介します。基本的には小さいしこりなので、すぐ良くなると思いますよ。」
…安心するような、怖いような。
とにかく "はじめてかかる病気" というものの私なりの固定概念は変わらないようで、治ってしまえばケロっとするものの 治るかとにかく不安で仕方なかった。
結果、10日ほどでしこりもなくなり、リンパの腫れからくる熱っぽさとの戦いも終わりを迎えた。
今はとても、ケロッとしている。
何もなかったかのように。
ただ、私はあの時感じた怖さをまだ覚えているせいか、今日は4度寝した内4回悪夢を見た。
「死」と直結するような内容ばかりで、恐ろしいものだった。
私の心の中ではいまだに何かの恐怖と戦っているようだ。
これも経験。
そう思って、ひとつずつ乗り越えていかなきゃな。