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飛んで火に入る夏の私

仕事をストレス性頭痛や精神的な落ち込みからくる鬱症状により、仮病を伝え休んだ1週間も今日で終わった。

休んだ1週間は何をしていたかと言えば、病院に行ったり、これでもかというくらいに寝たり、ご実家のご飯を時間になると準備してもらえてたらふく食べたり、母と一緒に外食したり、母と夜コンビニに行ってアイスを買ったり、ネットサーフィンをしたり、ベースを弾いたり、夜には毎日のように泣いたりしていました。

仕事の日の朝、起きては休む理由を探し、心も体も出勤を拒否して行けない日が続いた。
元々休みだった今日この日を使って、私は1週間ぶりに朝をしっかり起きて、車を走らせ公園に行くと決めていた。今日は大丈夫だったようだ。

それではそろそろその公園のプチ旅のお話をしよう。大した内容ではないですが、これを読んで一緒に行った気になってください。1人で心細かったのも事実なので。














コンビニで食料調達をした

この頃節約している私だったが、公園散策は私にとってピクニックのため、コンビニで食料調達をするのは必要な任務だった。というか義務である。

朝にしてはたくさん買ったので、早く食べたいなあ♩と食べることを優先した考えと、謎の渋滞にハマるという反比例を無事味わった。

本来車で20分ほどで着くところ、40分かかってやっと着いた。なんだか損した気分になりそうだったので、"他の同僚は今頃朝礼を始めて働き始める頃だ" と思うようにして、あんな監獄のような閉じ込められた箱の中に私は居ない、自由の身であることを実感しながら楽しむ覚悟を決めた。

私はいつもここに来ると左を選ぶ

最初の分かれ道。
この馬鹿デカ公園。私的には左側に吸い寄せられたので、恐らく一緒右の道に進むことはないなと思いながら左を選んだ。

どんぐりチャン

秋っぽいものが落ちていた。
どんぐり。
あー、そういえば、どんぐりってなんでどんぐりって名前なんだろうか。あんまり良い響きではないのに、どんぐりって可愛らしい印象があるんだよなあ。それって、どんぐりの愛嬌のせいかなあ。
と、きっとネットで由来を調べたらすぐ出てきそうな事を派生して自分流に勝手に考察をするのが得意こと、私。今日も絶好調である。














川の流れが可愛い。
中央をよく見れば、時計台。
こういう景色を見ると、最大限に左右対称な様に撮りたくなるので、私は何かの病気かもしれない
小学生の頃に行った、忍者村のからくり屋敷を思い出した

そんなこんなで自分がいいなと思う景色をパシャパシャ撮っては、周りでウォーキングをしたり、井戸端会議をしているおじ様おば様たちに、若い人が珍しいわね…みたいな顔をされながら何食わぬ顔で頑張りました。









コンビニ700円ほど
上司と部下がお昼休憩にご飯食べに行くところを歩いている様子のようなカラスがいてワクワクした

まだ歩き始めて10分も経っていないが、私的醍醐味である公園での朝食をとることにした。
節約生活を心がけていたものとしては、コンビニで700円の出費(しかも朝食で)は悔しかったが、メンタル浄化目的のこのプチ旅では惜しまない様にと決めていた。一応、美味しく食べれた。お腹はいっぱいだった。(袋に入っているのは、ホットコーナーで売っていたドーナツチャンです)

街中の雑音、自然の音。普段は音楽を聴きながら過ごすのに、こういう日だけは特別音楽はいらない。
食べている間だけはなんだか耳から入る情報が恋しくなったので、私はYouTubeを流し、聴きながら食べていた。

ヘッドホンで聴こうと思ったのに帽子が邪魔でフィットせずイヤホンをつけたダブル人間になりわりかしダサくなった図












私は突然売店のソフトクリームを食べたくなった。
前に一度来た時に売店のソフトクリームを食べたせいだ。完全にそれだ。その場所から売店までそう距離はない。向かおう。
……すると。トンボの大群が道を邪魔している。

見えないけど、確かにここにいるんだ。
私は映画「IT」が過ぎった。
それほどに避けたいものだ。虫。敵。

通りたい道の上にいるのであれば、そこを避けて雑草の中を歩くしかない。諦めがついたが、売店のソフトクリームに対しては諦めがつかなかったので、虫がいるかもしれないというリスクをとり雑草の中を歩き、売店へと向かった。

念願の^ - ^

険しい道(私の中では)を潜り抜けようやく買えた売店のソフトクリーム。
富士山の山頂にいる気分だった。
が、悪夢は続き、戻るルートも雑草の中を歩いて帰らなければならない。ソフトクリームを持つというより、"抱え" ながら小走りで私は雑草の中を駆け抜けていった。














家に着いた。
帰りの車は混んでおらず、20分ほどで着いたと思う。まだ時刻は11:00。私は近くの市民図書館まで歩いた。

疲れがドッと出て、地元に来た安心感から出したスパイダーの糸です。

図書館での出来事はまた後日記事に致しますね。










そんなこんなで無事に終えた朝のプチ1人旅。
終始虫がネックで逃げる様に歩いていたので、そこまでゆっくり黄昏れることは出来なかったなあ。
朝起きて、外に出て、太陽の陽を浴びたのは良いことです。
また今日からは仕事に行けるように、社会復帰できるように、朝起きて仕事に行けるように。頑張れるかな。頑張りたいな。

長々と。有難うございました☺︎

家に帰ると野良猫が出迎えてくださったよ

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