恋愛ソングは聴きたくない
これといって失恋したわけではない。
これといって彼氏ができたわけではない。
とりあえずは、恋愛がうまくいっていない。
そう、それだ。
恋愛で上手くいってる時は、片想いソングや叶わない恋を歌った歌は聴かないようにしている。
なぜなら上手くいかない未来を聞いている気分になってしまうから、私は上手くいくから明るい恋愛ソングを聴きたい!という状態になる。
さて、今はどうだろうか。
恋愛が低迷している私。恋愛ソングそのものが嫌になっている。聴くと胸が苦しくなるゆえ、絶賛片想い中の私にとってメンヘラ化へ誘う呪いがかかってしまう。聴くのはやめるべきだ。
心底辛くなった時は、失恋ソングの寄り添う系であれば有り難く寄り添っていただくのだが、なんだか気難しい私的には寄ってたかって寄り添ってもらいにはいかないらしい。
恋愛が人生そのものを影響してしまうから、これだから私は1人が向いているというのに。
彼氏がいても病む。好きな人がいても発展しないと病む。極論、1人でも病む。好きな人すらいないと病む。どうしようもない。
そのおかげか最近の私はわりと推し活に重きを置いている。何か一つにしか全力になれない私にとって、諦めるべきであろう片想いそっちのけで楽しんでいる。推しよ、有難う。
片想いの辛さが薄まっている。
無理やり薄めているとかではない。
完全に、薄まっている。
思い出すとまた濃くなってしまうので、なるべく、なるべく、思い出さないように。
恋愛ソングは濃く染めてしまうから、なるべく、なるべく、遠ざける。
それで良い。
自分のペースで良い。
しんどいのも、人生の醍醐味なのだから。
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