【安眠日記】人生2度目の休職
何をしても詰まらない。空虚だ。
っていう考えが頭を占めて4年くらい経ちます。(※希死念慮は全くございませんのでご安心を♡)
最初の2年は鬱の治療を試しました。でも、気持ちは晴れないし体調ばかり悪くなるので勝手に通院を辞めました。薬が無いと眠れないので、ジムへ行って自分を疲れさせて眠り、仕事へ行きました。会社が兎に角辛くて、頭と心はいつもパンパンで余裕がありませんでした。「またいつか倒れるんだろうな」「でも倒れたら休めるな」と未来を予感しながらも与えられた仕事+αまで達成したくて頑張りました。ジムは元々1年だけ本気で通うと決めていて、覚悟通り1年で270程レッスン(私はハードコア)を受けて、仕事の繁忙期を前に退会しました。しかし、退会後約1ヶ月弱で殆ど眠れなくなり、心身の余裕も更に無くなって手足が震えたまま仕事をするようになりました。原因はこれまで通り分からず、休みたいと申し出る勇気も無く、ただただしんどかったです。
そして、人生2度目の休職が始まった日、流れは1度目の休職と全く同じでした。前3日は殆ど眠れず、重たく使い物にならない頭で朝は出勤しました。どんな刺激に対してもいつでも泣いてしまうギリギリの精神状態だったので必死で自分を抑え込んでいましたが、仕事中に何回か涙が溢れました。周囲に気付かれないように目元を拭いて、鼻を啜りながら午前中を乗り切りましたが、午後14時頃に斜め向かいの女性の先輩からチャットが来ました。「コーヒー飲みに行く?奢ってあげる。」と。そのメッセージを見ただけでわっと泣いてしまいそうでしたが、その場はグッと堪えて、「ありがとうございます。行きます。」と返信して席を立ちました。何時もだったら「大丈夫です!」ときっと返せたのに情け無いなぁと思いながらも、踏ん張って堪えてきた分の力を一旦抜けるという安堵の方が大きかったです。この時点では、まさかその日から休職するなんて全く考えていませんでした。とりあえず落ち着いて深呼吸をしたいとだけ考えていました。
自販機へ向かうべくオフィスを後にし、エレベーターホールまで来た途端に過呼吸が始まって膝から崩れ落ちました。身体の力が一気に抜けた感覚です。過呼吸は何度か経験がありますが、死の恐怖を感じる程激しく長いものは久しぶりでした。でも、同時に「これで休める、眠れる」とどこかで悟って安心もしました。その日は早退しましたが家に帰っても全く眠れなかったので、翌日心療内科へ行って、抗不安剤・睡眠薬と診断書をもらって久しぶりに眠りにつく事が出来ました。何に適応出来ていないか分からないままで、人生2度目の「適応障害」がはじまりました。
▶︎ 続く⭐︎