自己啓発書というメンタルレッドブル
皆さんは《自己啓発書》を読みますか?私は定期的読んでますし、読んでいることを公言もしています。
ただ、巷ではなんとなく「自己啓発書はダサい」「現状に満足してないやつのマスターベーション」「得るものは何もない」「成功者の自己満足書」みたいな風潮ありますよね?
その風潮について別に否定する気もないですし、鼻息を荒げて「そんなこと無い!自己啓発書は素晴らしい!」なんて推奨する気もありません。
私の中では『自己啓発書=エナジードリンク』だと思っています。
過去にも何回かそのような趣旨のツイートをしてます。
35歳くらいまでは月○冊!とか、毎月5,000円は本に使う、年間100冊読破!みたいな目標設定して読んだりもしてましたが、まぁ正直内容は似通っていて、
歴史的な自己啓発の名著『道は開ける』や『7つの習慣』『思考は現実化する』『人を動かす』『「原因」と「結果」の法則』あたりの焼き直しで、時代時代に合ったエッセンスが加わっているくらいで原理原則は不変なのだな、ということを再認識するくらいで、脳天に響くような稲妻は落ちてきません。
それでも、読んだ時の達成感や、高揚感、万能感はまさにレッドブル。翼が生えた(ような)感じがします。
私はそれで良いと割り切った上で、たった1,500円(実際には読んだら売るので実費500円くらいかな)でそのような効果が得られるだけで十分価値があると思います。
そして、ある程度成熟して、自分の軸が出来てきた人には意味はなくても、悩んでいる後輩や若い人に「今の君には〇〇っていう本がぴったりだと思うよ」というように紹介出来ることも本の素晴らしさであり、これは自身で読んでない人には出来ない芸当です。
私は今まで沢山の本を人に紹介してきましたし、紹介されてきました。その経験上で、言い切れる事は【本を読んでいる人は本当に少ない】ということです。
それを踏まえて、本を貸すことでその人の人となりが見て取れることも分かってきました。
そもそも貸した本が返ってこない・・・3割
1ヶ月後くらいに「勉強になりました」程度の感想で返却・・・4割
2週間くらいで「こういう部分が勉強になりました」というコメント付きで返却・・・2割
「自分、本読まない人なので・・・」と言って読むこと自体を放棄・・・1割
1週間程度で返却+逆にオススメの本を貸してもらえる・・・1%
実際こんな感じです。貸す時はあげるつもりで貸すので返ってこなくても全然気にならないのですが、返さない人は意外にも普段責任感が強く、完璧主義に近い人が多いです。
恐らく本を読む習慣が無いので読むことが苦痛なんだけど、借りてしまった以上は読んだフリも出来ず、読まないといけないと考えてしまい、借りっぱなしになってしまうのだと思います。
当然、本を読まなかった世界線を知らないので、読まなかった自分と比較することは出来ませんが、人から、「こんなことを勉強したい」「こんなことで悩んでる」「こんな場合どう乗り切ったらいい?」と言われた時にオススメ出来るくらいのストックは出来ているので少しは読んだ意味はあるのかな?と感じています。
皆さんも是非、2週間に1回は本屋さんか図書館に足を運び(Kindleでも可)、月1冊くらいは本を読んでみて下さい。
少しだけ自分のことが好きになれると思うし、3日くらいはやる気が出ると思います。
少しでもふ〜ん、と思ったらいいね!お願いします。
1いいね!でお茶碗一杯は食べられます!