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シンクロおやこ

日々の生活に忙殺され、全然noteが書けなかった…

一家全員で風邪をひいて地獄を見たり
楽しみなイベントの当日に発熱したり
日々溶けていく有休に戦慄する日々を過ごし
徐々にこの生活が板に付いてきたかな…いや、まだまだそんなことなかろう…そもそも慣れる日なんてくるのか?みたいな自問を繰り返している今日この頃。

久々に「これは書き留めたい!」と感じた出来事があったので、通勤電車でいそいそとこれを入力している。

先日、どうしても行きたい用事ができたので、
各方面に申し訳なさを抱きつつ、自分のために有休を取得した。
それはそれは楽しい日を過ごした。育児漬けの日々ももちろん幸せなのだが、自分の好きなことを、自分のためだけに楽しむ時間のありがたさを実感したのだ。

私はとても良い気持ちで帰宅し、いつもどおり夕方からは息子と過ごした。
その日の息子はいつもの比にならないくらい上機嫌で、たくさん笑って、とても幸せそうだった。
かわいくてかわいくて、少し寝る時間が遅くなってしまうくらいたくさん遊んだ。

そのことを実家の母に連絡したところ(母は私の当日の用事を知っている)
「ママの楽しい気持ちが伝わったんだね」
とのこと。 なるほど、そうかもしれない。
まあ、彼はまだお喋りできないので、本当のところはわからないけれど。

翌朝、いつもどおり保育園へ。
あまりの暑さとこれから降ってくる仕事のことを考え、先生に思わず「行きたくないですよ〜」と駄々をこねた。(さっさと行け、迷惑な母親だ、ということは重々承知している。)

するといつもは笑顔で送り出してくれる息子が、私のほうへ泣きながら近づいてきたのだ。

先生は「あーママのつらい気持ちがわかったんだねえ。がんばれママー!」と言って、息子を抱き上げてくださった。息子は一瞬で泣き止んだ。

彼は赤ちゃんなりに、思ってるよりずーっとこちらの気持ちに敏感なんだろうな。夕方いつもピリピリしていて本当に申し訳ない。いつももっとご機嫌でいたいなと思った。

ご機嫌でいるべきだというのもそれはそれでプレッシャーなので、なにかこう、育児以外の好きなものに触れる時間とか、ぼーっと何も考えない時間とか、そういう時間を意識的に作るべきかもしれない。
私は肩に力を入れすぎるタイプで、1人の時も常に息子か仕事のことを考えていることが多い。

そろそろ肌着を夏用にしたほうがいいかな
パジャマ新しいの買ったほうがいいかな
⚪︎日のお出かけの持ち物足りるかな
今朝食欲なかったけど大丈夫かな
夜泣きがすごかったけど今日は眠くないかな
すこし肌が荒れてたから皮膚科の予約しなくちゃ
あの会議の下準備今日中にやらないと
来週の絶対休めない日を夫と調整しなくちゃ
⚪︎⚪︎さんに問い合わせた件どうなったかな

なーんてことを一旦忘れて、自分のご機嫌を取ろう。
そういう時間も作ろう。
それが結果的に息子の幸せにつながる。かもしれない。エゴかもしれない。
私をよく見ている(かもしれない)息子に対し、一層の申し訳なさと愛おしさを感じた出来事だった。

と言いつつ、またピリピリしてしまうんだろうなあ。
ご機嫌で理想的な母親への道のりはほど遠いものである。

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