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【詩】ずっと、そのまま

いつもの白い壁が
集まったモノたちをとり囲み、
そこに足を踏み入れたぼくは
「部屋だ」と宣言した

さらさらと頭上から
光を振りまく天使が
柔らかな息を吐くように
安堵をもたらす

静かな夜だ
ポツンと立っていると
時が止まっていることを
ぼくは願った

明日が来るというのなら
かたくなに立てこもり、
そのまま永遠を夢見たい

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