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”イクメン”って言葉に踊らされていないか

こんにちは。
子どものお悩み解消専門コーチのKunotetsuです。

同僚との会話の中で、「?」が飛んでしまった話です。

「●●さんってイクメンだよね〜」
「やっぱ●●さんって子煩悩だよね〜」


”イクメン”って私の中ではもはや死語です。
最近はネガティブな意見しか聞かなくなったような気もします。
(※カラーバス効果かも知れませんが)

お恥ずかしながら、イクメンって呼ばれたいと思ったこともあります。
メディアに取り上げられた爽やかなイメージ。

今思えば、完全に作られたイメージに踊らされたな・・・。

”イクメンという言葉が女性進出が進まない日本社会の象徴”

今ではこう考えています。

1:パワーバランスを取る必要はない

親になって分かるのはパパはママには勝てない、ということ。

お腹を痛めて産むってこういうことなのでしょう。
この時点で男とは差がついているのかな、と思います。

でも、子どもは女性が育てる、仕事は男性が・・・は違います。
自分の子どもへ向き合うパワーはどちらも100%ですよね。

仕事と同じで役割や立ち位置で見える景色は違うものだと思います。
それを敢えて”育児”という大きな括りで総括する必要はありません。

男女それぞれの100%で向き合えばいい。
それぞれの家庭で100%の答えを出せばいい話です。

だから男女のパワーバランスを取る必要はありません。
子どもに対して、どちらもそれぞれの100%を出し切ればいいのです。

2:ワークライフバランスを取る必要はない

女性は時短、男性は通常労働。
子どもが体調を崩せばママが呼び出せれて・・・。

女性はワークライフバランスを意識した働き方が求める。
男性もそんな女性を支えるために、仕事をコントロールする。

個人的には違和感しかないです。
社会構造上、仕方ないとか言い出すとキリがないので棚上げします。

正直、ワークはライフの一部です。
そもそもワークとライフのバランスって何だろうと思っています。

ライフベスト、一択です。
(※英文法上正しいかはスルーしてください)

3:それぞれが誠実に向き合うことが一歩目

結局、男女どうこうの話ではありません。

子どもにどう向き合うか、というスタンスの話です。

私の先輩は子どもとの時間を作るために独立しました。
家でやれる仕事を選び、いつも家族と過ごせる選択をしました。

私の同級生は一人で三人の子どもを育てていく道を選びました。
子どもにこういう生き方もあると、背中で見せたいと言います。

イクメンのような世間の空気感に飲み込まれる必要はありません。

”子どもとのベストな向き合い方を選択する”

そうやってもがきながら前に進むことが育児なのではないかと。


私もまだまだベストを出せているか自信はありません。
だからこそ、まだまだ日々精進です。


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