くのてつ|子どもたちの伴走者
毎週日曜日更新する「オススメの一冊」をまとめています
2024.11.21 こんにちは、くのてつです。 幼少期にこんな言葉を投げかけられたことはないでしょうか。 「〜さんはみたいにしっかりしないさい」 「他人は他人、うちはうち」 どっちやねん、という話だな…と今更ながは感じる今日この頃。 大人になり気づいてなかったし、親になってからも何も考えなければ気づかなかっただろうと思います。 一般的な日本の親って感じで分布の中央値付近にいるようなイメージでしょうか。 結局これは大人である親の都合でしかない訳ですよね。 し
2024.11.20 こんにちは、くのてつです。 今の時代、コーチングというワードや仕事が市民権を得て、この分野で活躍されている方が多くなったような印象を受けます。 自分自身、コーチングと聞くと「何か怪しいな・・・」なんて思っていましたが、その中身を知って180度見方が変わりました。 実際、メンターに個人コンサルで週1回お時間を頂戴していますが、まさにこれも見方にやればコーチングを受けているとも見えなくありません。 プラスのエネルギーが創出される非常な大事な時間だと
2024.11.19 こんにちは、くのてつです。 少し前の情報にはなりますが博報堂の「若者調査」において「ベンチャー企業より大企業派が過半数に」というデータが発表されていました。 この2024年のデータ源泉は今の19〜22歳(未婚)です。 一方で1994年は団塊ジュニアと呼ばれる今回のデータ源泉となった若者の親御さん世代です。 実に面白いデータ、結果だな・・・と感じました。 簡単にいうならば「若い頃にベンチャー志向が強かった親御さんの子どもたちは大企業での安定志向
2024.11.18 こんにちは、くのてつです。 今日は高校3年生の男の子とみっちり60分対話をしました。 この時間がとても有意義で、非常にいい時間になっています。 基本的には終始哲学対話をやっている感覚で、とにかく思考を巡らせお互いの考えをシェアし合う形で進めていきます。 この時間で着想を得ることも多いし、何かの答えが見つかることもあります。 こういう時間って本当に大事だよな・・・。 つくづく感じますね。 今日二人で対話したテーマの中から2つだけ挙げてみます
2024.11.17 こんにちは、くのてつです。 自分の読書備忘録も兼ねて、僭越ながら毎週日曜日はオススメの1冊を紹介させていただいています。 今回の1冊はこちら。 言わずと知れた野中郁次郎さんの一冊です。 直近では「ワイズカンパニー(東洋経済新報社)」や「野生の経営(KADOKAWA)」も読みましたが、どれも読み応えがあり非常に良質なインプットができた感触があります。 どちらもどこかのタイミングでここで紹介したいと思いますが、まずはこの「共感経営」から自分の学び
2024.11.16 こんにちは、くのてつです。 前回は「社会主義」について学んでみました。 今回は自分の中で「社会主義」と同列で理解してしまっている「共産主義」について学びを深めたいと思います。 共産主義と社会主義の違い〜国家の役割が大きく異なる〜 共産主義と社会主義は、平等な社会を目指すという点では共通していますが、最終的な目標や実現手段、国家の役割に大きな違いがあります。 共産主義は理想的な完全平等社会を追求するのに対し、社会主義は現実的な枠組みの中で平等を
2024.11.15 こんにちは、くのてつです。 今週は図らずも「〇〇主義」シリーズになっていますので、今回は前回の「資本主義」と反するものと見られる「社会主義」について学びを深めてみたいと思います。 日常生活の中で「社会主義」という言葉を耳にすることはあまり多くないかもしれません。 しかし、歴史を振り返ると、社会主義は資本主義とは異なる社会のあり方を模索し、多くの国々で採用されてきた重要な思想です。 この記事では、社会主義の基本的な考え方と、実際にどのように運用さ
2024.11.14 こんにちは、くのてつです。 前回までに「民主主義」、その対極にある「独裁主義」について調べてみました。 図らずも「〇〇主義」シリーズのようになっていますので、今回は「資本主義」について学びを深めてみたいと思います。 自分たちが日常で使う「お金」や「商品」のやり取り。 この当たり前のシステムの背後には、「資本主義」と呼ばれる経済体制が存在します。 資本主義は、個人が自由に経済活動を行い、利益を追求することを基盤としたシステムです。 しかし、そ
2024.11.13 こんにちは、くのてつです。 前回までは「民主主義」について調べてみました。 今回はその対局にあると言われる「独裁主義」について学びを深めてみたいと思います。 表裏一体、このバランスが大切ですからね。 「独裁主義」という言葉を聞くと、強力な権力を持つ指導者が思い浮かぶかもしれません。 独裁主義は、権力が一人または少数の人に集中し、国や組織のすべてを支配する政治体制です。 しかし、その背景にはなぜそのような体制が生まれるのか、どのような問題点が
2024.11.12 こんにちは、くのてつです。 前回は民主主義について自分の理解を整理しました。 今回は引き続き「民主主義」に関する学びを深めてみたいと思います。 そこで「民主主義が生まれた背景」を整理します。 自分たちにとって「民主主義」と聞くと、当たり前の社会制度のように感じられますが、その誕生には長い歴史と多くの苦悩が関わっています。 民主主義がどのように生まれ、なぜ私たちが今その恩恵を享受しているのかを理解するためには、その起源に遡り、民主主義が選ばれる
2024.11.11 こんにちは、くのてつです。 アメリカで次期大統領が決まり、日本でも総選挙を終え石破さんが首相指名されました。 そんな政治がフューチャーされたタイミングかつ、今日は高校生の男の子と「民主主義」について考える対話をしていました。 そこで、今週は「民主主義」をテーマに学びを深めてみたいと思います。 自分たちが暮らしている社会の基本的なルールの一つに「民主主義」があります。 学校の授業やニュースでよく耳にする言葉ですが、実際にはどのような意味を持ち、
2024.11.10 こんにちは、くのてつです。 自分の読書備忘録も兼ねて、僭越ながら毎週日曜日はオススメの1冊を紹介させていただいています。 今回の1冊はこちら。 実に本質的なことが記された一冊でした。 人生がうまくいくために必要な考え方や行動が散りばめられています。 書かれていることに新しい情報がある訳ではないし、ほとんどが既知であると思います。 しかし、実践という観点で見るならば「できていない」となるような振り返りをすることができます。 多くなってしまう
2024.11.09 こんにちは、くのてつです。 この1週間、「〇〇とは?」シリーズで自分の学びの場としてきましたが、今日で一旦区切りにしようと思います。 哲学や宗教に触れながら、精神性について考えてきましたので、今回は「自己啓発」を整理してみたいと思います。 正直、自分は自己啓発が苦手です。 どこかキラキラしているように見えて、自己満足の領域で終わっているように感じてしまいます。 本当の「自己啓発」の意味を理解する必要がありますね。 そもそも自己啓発は、文字通
2024.11.08 こんにちは、くのてつです。 昨日、一昨日と東洋、西洋の哲学について調べてみました。 大変勉強になりましたし、これまでの認識の整理ができたと思います。 そこで今回は哲学と親戚のように感じる宗教について触れてみようと思いまして、「宗教と哲学」の違いについて整理してみます。 「哲学」と「宗教」。 どちらも人間が「生きる意味」や「世界の本質」を探求するための営みですが、アプローチや目的には大きな違いがあります。 哲学は「問いかける心」を重視し、物事
2024.11.07 こんにちは、くのてつです。 前回は「東洋哲学」をテーマにnoteを書きました。 そこで今回は「西洋哲学」について整理してみます。 「西洋哲学」と聞くと、何やら難解なイメージを抱くかもしれません。 西洋哲学は、古代ギリシャから現代に至るまで、多くの思想家たちが「人間とは何か」「世界とはどういうものか」という問いを追求してきた学問です。 「理性」「真理」「自由」といった概念が軸となり、私たちがどのように生きるべきかを深く探ってきました。 では、
2024.11.06 こんにちは、くのてつです。 昨日は「陽明学」について自分なりに調べたり理解していることをまとめました。 その源流には朱子学があると言われますが、自分はこの東洋の哲学、思想には仕事や自分の人生に通うずる本質的なものが隠されているように感じます。 そこで今回は大きくまとめて「東洋哲学」について整理してみたいと思います。 東洋哲学とは・・・ 「東洋哲学」と聞くと、広大で奥深い世界を想像されるかもしれません。 東洋哲学は、古代から受け継がれてきたア