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No.403/より善くするために動く

2025.02.06

こんにちは、くのてつです。

これは根深い問題だと、何とも表現し難い気持ちになります。

自分は今、数名の不登校の子どもたちと接点を持っているのですが、その保護者の方からお聞きする話は、この記事が他人事ではないと感じるものでした。

なかには非常にポジティブに捉えている、素敵な保護者の方もいらっしゃるのですが、大抵の場合は非常に悩まれている、というのが実情かと思います。

心配な状態はそれぞれの家庭によって異なりますし、その度合いもまちまちですから一概にどうとは言えません。

ただ、一つ言えることは「親御さんは自分自身を責めている」ということだと思います。

記事内にもありますが「お母さん」の負担が非常に大きいようだという点も共通していて、それが自身を責める要因の1つでしょう。

この場合のお母さんが仕事をしている場合であれば、そのプレッシャーは倍増します。

子どもが心配、でも休めない・・・。

思い切って辞めよう、でも収入が無くなる。

こうして身を削っているのが多くのお母さんではないかと感じます。

そんなことない、と世間は言うでしょう。

寄り添う準備はできている、なんて綺麗事を並べるのだろうと思います。

でも実態は、冷ややかな目を向けられる実態がある。

もしくは、周りの受け入れ態勢が整っているにも関わらず、該当する親御さん本人が被害妄想に陥ってしまうというのが実際のところではないでしょうか。

やっと見つけたフリースクールや学童のような場所にしても、預けるために多額なお金がかかりますし、やはり学校に行ってほしいと思うのも無理はありません。

嫌で自分を守るために学校を休んでいるのに、結局その場所に戻らなければいけなくなるのですよね。

不登校の子どもたちの数が30万人を超えているということは、最低30万人の親御さんが前述の悩みにぶち当たっています。

もし、この30万人の親御さんが心置きなく働けてたらどうなるでしょうか。

きっと日本のGDPを微小でも押し上げる要因になる可能性が十分あると思います。

つまり、経済を回し、国を強くしていく、そんな土台がつくられていくということだと思います。

子どもたちの置かれてる環境を「より善く」していくと、必ずその親御さんの課題の解決にも何らかの好影響を期待できます。

一石二鳥を目指す、ということではないにしろ、子どもたちのために取り組む活動は、きっと親御さんを生かすことだと捉えるのも大切ですね。

そんな世界観を実現できるように、今の自分はまず行動あるのみでしょうか。

今回はここまで。

お付き合いいただき、ありがとうございました!



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