ここには最高の遊び場があるのに。

北海道に帰ってきました。
毎日毎日雪かきです。

これはタイミングなのかな
とも思うのですが、それにしても少ないなぁと思うのが
子どもの雪遊びです。

私の家の2件先は公園。
だから雪を公園に積ませてもらってます。
この辺の人たちはみなそうやって
ママさんダンプ（←知ってます？）とかソリに大量に雪を積んで公園まで運んでいるんです。
だから公園はブランコのてっぺんくらい、雪が積んであって大型の滑り台になってるんですね！
しかも上手いことに3本の滑り台になってる。
（大人、センス良い！）

自分だったら
絶対ここで滑って遊んでる！
だって雪まつりの初級くらいの規模の滑り台が近くにあるんだもん！
で、ある意味天然の滑り台だから
手すりとか階段とか作って
雪まつりレベルにしたいななんて思いながら毎日雪かきしてます。

そういえば私が子どもの頃、
友だちの家が三角屋根で
その三角屋根の先（てっぺんじゃなくて、下に向いている方）に
ちょうど塀があったらから
冬になると
その三角屋根の先と塀が雪で繋がって
屋根の上から滑り台ごっこをやりました。

すごくおもしろくて！

だってまず、屋根の上に上れるってのがワクワクしません？？
（今はそんな怖いこと絶対にしませんよ。）
上るところからワクワクして
そしててっぺんから一気に滑るんですよ！？
最高じゃないですか！

しかもその家はなんだかちょっとお金持ちだったようで
多分乗っていない車（廃車かな？）が庭に1台ずっと停まっていて
冬は雪が被って車の上にも乗って遊んでたのね。
車の上に乗るなんてさ
ストⅡの世界しか知らないし！
そこで興奮しすぎて当時生えたての前歯を折りましたがね。

…っていう最高の場所で子どもが見当たらないんです。
近くにいるんですよ？小学生。
今、そういう遊びじゃなくなったのかなぁと寂しく感じる。

で、昨日、

いた！

子どもが！4歳くらいの男の子！

そして母ちゃんが！

母ちゃん必死よ！

「埋まっちゃった～」って言ってこっち見てニコニコしている男の子。
我が子を助けようと自分も雪に埋まりながら救出する母ちゃん。

「あれ（つらら）ほしい！」とちょっと危ないところにぶら下がるつららを指さす男の子。
僻地のような場所をまたもや雪に埋まりながら、脚ハマりながら、「ぎゃー」と叫んでサバイバル状態でつららを取りに行く母ちゃん。

最高よね。

確かにこのご時世という言い方もあるよ？
この公園もダメだって言ってるのにゴルフクラブをブンブン振り回す大人がいるくらいだから。
子ども同士で遊ぶって難しいなとも感じる。
だけど出来る限り子ども同士で遊べる環境を大人が作っていかなきゃいけないのに
今はホントに逆で、
大人が子どもの遊び場を奪っていて、
そして奪っておきながら「スマホばっかりやって」だかほざいている大人がいるもんだから
色々とおかしくなっちゃってるね。

子どもの頃や20代の頃はそんなに差はつかなかったけど
30歳過ぎるとヤバいくらい空気が読めなくなる大人が出来上がったりするから
やっぱり出来る限りのことは
出来るだけ早く
身につけたほうが良いなと思った。

考え方の習慣だよね。

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