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【株が爆騰!まだ間に合う?今から株を買う心得】2023/6/14 金融クマさんラジオ

いつもありがとうございます。金融クマさんです。
このNOTEでは毎週水曜日Twitterスペースにて夜23時から開催している、「クマさんの金融王国」というルームの経済情報をまとめます。
他にも下記のSNSをやっているのでぜひのぞいてみてください。(詳細は末尾)

世界の株価指数(1週間の動き)

主要株価指数推移(1週間)

イギリスを除きすべての株価が基本的に上昇しています。相対的に見るとやはり日経平均の独り勝ちという状態でしょうか。

日経平均株価は4日続伸し、心理的節目の3万3500円台を回復。1990年3月以来およそ33年ぶりの高値を更新しました。

特に13日発表の5月の米消費者物価指数、通称CPIの伸びが鈍化したことによって物価上昇圧力が弱まり、これがFOMCで政策金利を据え置くことを連想させて株が大きく買われました。

特に日本株で注目された銘柄は、約2年3ヵ月ぶりに株式分割考慮後の上場来高値を付けたファストリやトヨタが6%高と連日で年初来高値です。

日本株の上昇の背景には以下が考えられます。

  • 東証のPBR1倍割れ企業改善要請

  • 円安

  • バフェットの買い増し

日本の上場企業のPBRは東証プライム市場で47%、スタンダードで61%が1倍に満たない。
PBRが1倍に満たないということは精算したほうがお金残るよって話ですね。

【PBRとは】

PBRとは会社の純資産と株価の関係を示しており、株価を1株当たりの純資産で割って求められる。
これが1倍より低かった場合純資産の方が株価よりも大きいので会社を清算して残っている資産を分けたほうが効率が良いとわかる。
もちろん株価が割安に見積もられているともいえる。

日系新聞より抜粋

【世界と比べた時の日本のPBR】

市場全体でみると日本のPBRは1.3倍、一方アメリカは3.9倍、フランスは1.9倍なので世界的に見ても割安に見られていることがわかる。
こういった背景も今まで日本に注目してこなかった投資家が参入してきている理由である。

【業種別に見た時のPBR】

業種別に見た場合、情報通信・サービスは割高に見られやすい。一方で銀行、鉄鋼・非鉄などは1倍割れが多く存在する。
ここからさらに1倍割れ修正に向けて日本が動くのであれば今も割安で1倍を切っている銘柄に目をつけるべきである。

日経新聞抜粋

【日本株展望】

そんなわけで復活している日本株ですが、日本企業の配当額は3年連続で過去最高15.2兆円を記録しています。
自社株買いも増加中で世はまさに大株主還元時代に突入しています。

NikkeiAsia抜粋

今後の日経平均株価の展望ですが、衆院解散総選挙になりそうな予感、、、
もしそうなれば選挙は買いの合図。さらに上昇していくでしょう。そろそろダイバージェンスも出ているので下落予想ですが、
個人的にはまだ上がりきっていないPBR1倍割れ銘柄が注目です。

日経平均株価

【米国市況】

米国株はハイテク銘柄を中心に引き続き上昇中です。

Finvizより抜粋

こちら緑色が特に目立つのがエヌビディアです。なんと1週間で6%の上昇。そしてテスラも16.90%の暴騰です。

一方通信やエネルギー関係は弱いことがわかります。
ちなみに面白いチャートがあります。

GSAMレポート抜粋

去年の年末からのS&P500指数ですがマイクロソフト、アマゾン、アップルなど上位7社が+44%の成績。これを除くS&P493 社の株価は年始から+1%程度しか伸びていないのです。
やはりハイテク銘柄の強さを感じましたね。

【CPIの発表】

昨日は5月の米国消費者物価指数(CPI)が発表され物価上昇ペースの減速が示されました。

  • 総合CPIは前月比+0.1%(市場予想と一致)

  • 前年同月比では+4%(市場予想+4.1%)

  • コアCPIは前月比+0.4%(市場予想と一致)

  • 前年同月比では+5.3%(市場予想+5.2%)

総合、コアともに前年同月比の上昇率は4月を下回り、2021年3月以来の低い伸び。
→予想よりも物価は下がってきており、利上げを停止する予想が優位。

米国債利回りカーブ

各年限の金利を見ると債務上限問題が落ち着いた6月月初から1週間で短期金利は下がってきており、長期の金利が上がってきています。
FEDWATCHで今後のマーケットのFF金利予想を見てみると今回6月は据え置き、7月に利上げ、年末まで維持というのが妥当でしょう。

FEDWATCH抜粋
GSレポート抜粋

ゴールドマンの予想も7月に利上げ1回行った後に長期に渡って金利維持でした。

【米国株展望】

S&P500チャート(日足)

引き続き米株は上目線。いつ落ちてきてもおかしくないくらい最高値。
チャネル(平行線)がかなり聞いており、ここで一度大きく反発が考えられる。

為替1週間の動き

為替1週間の動き

一番上昇したのは欧州通貨。全体的にドルがそもそも弱かった印象。
利上げ期待が後退してくるとドルも上がりづらい。

円は日銀が金融緩和継続を唱える市場予想から弱くなっておりかろうじてドル円はプラスだがレンジ状態。

オーストラリア中銀とカナダ連銀が突如予想外の利上げを発表し大きく上昇した。

GSレポート抜粋

ゴールドマンサックスのレポートによると今後利上げはイギリス、オーストラリアで引き続き年末にかけて行われていくと予想されている。

【ドル円展望】

ドル円チャート

ドル円は引き続きレンジを予想。トレンドラインタッチと同時に上昇。
まだ今週は動けない、膠着状態。
大きな流れとしてはドル高円安を予想。

【業種今後の展望】

個人的な業種ごとの展望は今銀行株に資金が次流れてくると考えられます。
SVBの破綻劇からクレディスイス問題など金融機関にはさまざまな悪材料が出て売りに売られてしまいました。

最近の株高の流れに沿いようやく復活してきており、この波に乗れるかが次のテーマ。
潰れるのが怖いという方はバンクオブアメリカなどで、より利益を狙いたいという方は下記リストを除いてみてはいかがでしょう。
地銀リストです。

CNBC抜粋

まとめ

  • 株は引き続き上昇傾向

  • 6月は利上げを止めて7月からさらに上げる→その後は停滞が続く

  • 為替はポンド、オーストラリア、カナダ引き続き金利を上げていくことにより強くなる

  • ドル円はいったん落ちて上昇

  • 仕込むなら地銀など

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EURUSD買い@1.08045
九州旅客鉄道@3065
UMC@8.58
任天堂@4675
スクエニ@6650
GBPDKK@8.7198

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