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かりんの青空 ~1人で札幌よしもとお笑いライブに行って見た~


 お笑い芸人さんの同期や先輩後輩とか、その繋がりでトークする「売れる前の苦労話」「貧乏トーク」「恋愛失敗談」が大好きで、YouTubeなどで見てしまう。 

 
 実は、家事をしている時など、ほとんど芸人さんのラジオを聴いている。洗い物をしながら、部屋を整理しながら、夕飯を食べながら。
 初めは、目を休ませて楽しむためだったけど。今ではNo Life No Ragio。 

 そのうち、コントが思い浮かんで忘れる前にそれをPCに打ち込んで、保存している自分に驚く。こんなコントあったら、見たいな・・・。と気づいたら生涯どこにも出ないものを作っていた。

・・・ちょっと怖い。
 
  そこで、勇気を出して「札幌よしもとお笑いライブ」へ行ってみることにした。お笑い好きだけど、札幌よしもとはあまり知らない。
 先日、EXITの「アチーの見つけました!」に出ていた気がする。そして、一組だけ覚えているのが「ゴールデンルールズ」。

 この一組を頼りに足を踏み込んでみる事にした。
 検索すると、2日後にあり、前売り1000円。ファミリーマートで買えるみたい。かなり近い日程だけど・・・。
 
 行ってみよう、2023年は挑戦の年だ!
 
 会場は、札幌factoryの側だった(ローカルですいません)。
 時間は午後7時開演、寒いけど風が吹いていないのでまだまだ大丈夫。岩佐ビルというビルの横に小さな入口?小道?があり、進んで行くと左手に調べていた通りの建物を見つけた。
 中へ入ると、左側で体温確認と消毒誘導のおじさんが、その隣にはチケットを切るおじさん。  
 若手ライブに出ている誰かのお父さんかお爺さん?という感じで、なんだかほっこりして緊張が解けた。さすが北海道、癒される。

 右側にいた関係者の、若い男の子が会場への先導をしてくれた。私は少し遅れて着いてしまっており、すでに一組目が漫才をしていたため、終わるまで待機をお願いされた。
 席を見ると、びっくりした。ほぼ埋まっている。大体、50人くらいだろうか。
 男の子が唯一空いていた席を見つけ、そこへ促してくれた。席は一番上で、見下ろす形になるため見やすい。

 アウターを膝の上に置き、ドキドキしながら初めての札幌よしもとお笑いライブを目にした。
 私が一番懸念していたのは、お笑い好きなだけで、笑いについて詳しい訳ではない事。センスごりごりで、わからなくて笑えなかったらどうしよう。芸人さんがウケているかお客の表情を確認してきたら、丸見えの距離感。
 変に気を使う性格が、こういう所で支障が出てしまう。


 驚いたのは、コンビ「つちふまず」。
 男性2人で漫才は面白く、懸念していた事など何の意味もないくらい、最初から最後まで面白かった。
 ほかにも「スキンヘッドカメラ」「コロネケン」「リングリンデ」「わっかない村井」「齋藤のようなもの」が出ており。
 合間には全組が集まり、ゲームを繰り広げトークをする、それぞれのキャラや仲の良さも垣間見えて楽しい。
 トリはあの「ゴールデンルールズ」の漫才。
EXITの番組では、クリクリした目に昔の蛍原さんのような髪型で声高なありちゃんのキャラクターがテレビ映えしていた。
漫才は・・・・。
 結果、お腹が痛いくらい笑ってしまいました。途中から、いやいやこんなに笑う自分はおかしい、と思いながらもバカバカしくて笑いが止まらなかった。
 終わり頃には、「つちふまず」の単独に行ってみたいと思ったらすでに完売という事で。花はないけど(失礼でごめんなさい)、漫才系の賞レースを獲って売れてほしい!
 ゴールデンルールズは、ナイナイさんのおもしろ荘に出てほしい!
 
 結論。勇気を出して行ってよかったぁ!!
札幌からお笑いの星がたくさん有名になって、北海道を盛り上げてほしいな。錦鯉もオズワルドも一人ずつ北海道出身者だし。

 
 そして、私は今日も。
 どこにも出す事のないコントを脳内で思いつき、こんなの誰かやってくれないかなぁって妄想をしてしまう。
 今のところ、ナイツの土屋さんにSM嬢王の姿でムチを持ってもらって。
 誰にもムチを打たずに謎かけだけをして、笑いが少なかったら喘ぎながら自分で自分を縛る、という一人コントをしてほしい・・・。
 
 
 これは、なんて言う病気でしょうか?
 
 どうやら、重症でした。
 
 

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