サガリバナ
サガリバナ
サガリバナ(下がり花)の季節になりました。
先日、公民館で夏祭りの話し合いを終えて、家までの道をテクテク歩いていると、公民館の裏手にサガリバナが咲いてるではないですか。
香りが良いと言われていますが、香りは…分からなかったです。まだ、咲き始めだったからかもしれません。残念。
香りで、受粉を助けてくれる動物や昆虫を引きつけているのでしょうね。
ハワイには夜に咲くハイビスカスがあって、虫を呼ぶために良い香りがします、と植物学者の方に教えてもらったことがあります。
サガリバナは、夕方ごろから咲き始め、朝方には散ってしまいます。
朝には地面に落ちた綿毛のような花が散乱していて、夜は綺麗に満開だったんだろうな、と、月下の美しいその姿に思いを馳せます。
花言葉は「幸福が訪れる」。
夜にだけ目にすることのできる、神秘的な花だからでしょうか。
しばらく夜風にあたって、ぼぉっと眺めてしまいました。
時間がゆっくり、ゆっくり流れる時っていいですよね。
夜、エイサーの練習が鳴り響く時期、湿った暖かい風に揺れて、幸福があなたにも届きますように。