時間と価値の関係


こんにちは。Yutaです。

今回は「時間と価値」についてお話しします。

昨日、キャベツを糠床に漬けました

「なんのお話しているのこの人!時間と価値は!」

発酵について考えていると

時間の経過=価値の上昇

という方程式が頭の中に構築されていきます。

そして、この方程式を成立させる前段階として

適切な環境の整備が必要になります。

この前段階が全てです。

ということを考えていると

「今何をするか」はものすごく大切なのです。

なぜなら

今の行動が時間の経過の価値に大きく影響するからです。

今3の準備をすると

3×3×3×3×=81の成果が生まれます。

でも、少しさぼって

今2の準備しかしないと

2×2×2×2×=16の成果になってしまうのです。

糠漬けは毎日かき混ぜなくてはいけません。

なぜなら

放っておくと、乳酸菌が以上に繁殖してしまうので、嫌気性の乳酸菌を糠床の上方に持っていくことで酸素に触れさせ、異常繁殖を防ぐためです。

少し面倒という理由でこの作業をさぼると

糠床が酸っぱくなり、漬けている素材も時間の経過とともにその糠床に合わせて変化していきます。

すなわち

「すっぱ!」

という糠漬けが出来上がります。

今の行動が先々にめっちゃ影響をするんですね。

ということを糠漬けは教えてくれました。

すごいね発酵!

時間の経過=価値という方程式が頭にあると

目先の利益や評価に拘泥しなくなります。

今の時間は最も価値が高いのですが

今の状態が最も価値が高いわけではないからです。

なので、上手くいかないことや、失敗することがあった場合でも

落ち込んだり、自分を卑下したりすることはないのです。

なぜなら

今の状態は過去の延長線でしかなく

今はすぐ過去になって、未来の成果の材料になり

今はすぐ変化するからです。

ましては

上手くいかなかった原因の半分は環境にあるので

自分を責めても仕方ないのです。

逆にめちゃくちゃいいことや、上手くいったことがあっても

それの大半は過去の積み重ねと環境のおかげなので

今の自分を過大評価し、誰かと比較することもなくなります。

糠漬けは、何がどうであれ、毎日かき混ぜます。

僕は塾講師をしてたので授業に応用すると

授業をする上で最も大切なことは

最高に面白い1コマの授業を考えることではなく

授業を行うまでの前段階で

どこまで「児童に関心を持たせるか」だと思うのです。

すなわち

教室の環境をいい感じにしておくこと

イイ感じは教師によって異なって良くて

自分が授業のしやすい環境にしておくこと

いい糠床を用意すること

授業のクオリティは

漬ける食材のようなものです

日々の生徒とのコミュニケーションで

教師との信頼関係をコツコツ積み重ねることが大切なのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?